関東大学リーグ戦(リーグ戦)第8週1日目。早大は現在2位につけている強豪・東海大と対戦すべく、敵地に乗り込んだ。東海大で行われるゲームは2試合だけということもあり、会場には多くの人が訪れていた。完全アウェーの中、前半を2点リードで折り返し第3Qまでは競る好ゲームを展開する。しかし、第4Qに入り会場の大声援を受け、次々にシュートを決めた東海大に突き放され、64-94で敗れた。
早大は最初のオフェンスでターンオーバーを許してしまう。その後F河上宗平(人3=京都・洛南)がスリーを決めるが、連続でカットされてから速攻を決められる。開始2分半でタイムアウトを要求せざるを得ない状況に。しかしタイムアウト明けからは得点を重ね17-19と2点差に迫って第1クォーター(Q)を終える。第2Qも出だしに失敗。バスケットカウント、速攻を決められた後、相手エース田中大貴(東海大)にダンクを決められ、9点差に差を広げられる。その後、立て直した早大は第2Q後半に入り河上のスリー、G大塚勇人主将(スポ4=福岡大大濠)のスリーや相手ディフェンスをすり抜けて決める速攻などで東海大をとらえ、36-34と2点リードで前半を終える。
後半に入っても競った展開は続いた。早大はオフェンスリバウンドからのセカンドショットや速攻で得点するが、相手も簡単にシュートを決めてくる。一進一退の展開から、大塚主将が途中負傷して出場できなくなると、流れは少しずつ東海大に傾く。終盤早大が放った3本のスリーはどれもリングに嫌われ、つけられた点差を縮めることができずに、48-53と5点のビハインドを背負って最終Qを迎えることになった。まだまだ勝利の可能性は残っていた早大だったが、第4Qの東海大はどうすることもできなかった。じりじりと離され、残り6分を切ってビハインドは15に。ここでタイムアウトをとり、流れを引き戻そうとするが、東海大はホームの応援を力に変えて、気持ち良くプレー。最後は相手エースのダンクやベンチメンバーのスリーなどで盛り上がりを見せ、64-94でタイムアップとなった。
これでリーグ成績は6勝9敗。ことしのリーグ戦も残すところ3試合となった。あと3試合の結果によっては入れ替え戦も視野に入れなくてはならない。次はリーグ戦全敗中の日大と対戦する。前節では90‐61と大勝しているだけに確実に勝って最終週につなげたいところだ。
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