春季リーグ戦プレーバック① 立大戦

準硬式野球

 東京六大学春季リーグ戦(春季リーグ戦)を2位で終え、全日本出場予選会(全日予選)への切符を手に入れた準硬式野球部。全日予選開幕を前に、春季リーグ戦の軌跡をダイジェストで振り返る。
※本記事では、第1カード・立大戦について取り扱います。

★19安打13得点でコールド勝ち! 快勝で幸先良いスタート切る/立大1回戦
TEAM
立大
早大 2× 13

 初戦となる立大1回戦は、序盤から得点を重ねる。2回、先頭の村上翔祐(商3=東京・早実)が安打で出塁し、渡邉真之介副将(社4=早稲田佐賀)がバントを仕掛ける。すると、打球を処理した投手の送球が悪送球となり、村上、渡邉副将ともに生還。2点を先制した。3回に渡邉副将の適時二塁打でさらに2点を追加すると、以降も得点を重ねて計13得点。4安打の村上、3安打の市川諒汰郎(社3=早稲田佐賀)を筆頭に1番打者から6番打者まで複数安打、さらには先発全員安打を記録した。投げては、大澤龍登(文構3=埼玉・星野)が6回を投げ切り、7回は髙橋隆之介(法4=東京・早実)が三者凡退に仕留める。7回10点差のコールド勝ちで好スタートを切った。

★前日から一転、投打に苦戦 連勝を逃す/立大2回戦
TEAM
早大
立大 ×

 連勝を狙いたい早大だったが、この日は序盤から相手打線につかまる。先発の松村悠生(教3=神奈川・川和)は3回までに8人の出塁を許し、4失点。反撃したい打線だったが、この日はなかなか得点につなげられなかった。2回に阿部剛士(社3=神奈川・川和)の適時打で1点を返すも、その後は歯がゆい展開が続く。3回から9回まで毎回走者を出しながらも、1点も得点に結びつけることができなかった。中継ぎ陣は4回以降1点に抑える力投を見せるも、あえなく敗戦。勝ち点の行方は、3回戦に持ち越されることとなった。

★投手戦の末、接戦を制す 第1カードで勝ち点を確保!/立大3回戦
TEAM
立大
早大 ×

 3回戦はこれまでの2戦とは一転、接戦の展開となった。先発の髙橋隆は初回に先制されるも、直後に村上が2点適時打で反撃し、見事逆転。髙橋隆はその後は立て直し、4回までを1失点に抑え、5回から大澤にマウンドを託す。しかし、大澤は四球と二塁打で2死二、三塁のピンチを迎えると、適時内野安打を許し、試合は振り出しとなった。勝ち越したい打線は6回、堅実な攻撃を見せる。松永賢三(スポ3=東京・早実)の四球、村上の安打で無死一、二塁のチャンスを作ると、久保嶋真也(社3=神奈川・桐蔭学園)、徳廣快副将(文構4=東京・国立)が連続で犠打を決めて勝ち越し点を奪取した。その後は髙橋浩成(教3=東京・早実)がピンチを招きながらも、1点のリードを守り切り、ゲームセット。最初のカードで勝ち点を獲得した。

(記事 横山勝興)