【連載】準硬式野球部新歓企画2022 第4回 浅野広翔トレーナー×藤原明音トレーナー

準硬式野球

 第4回はトレーナーのお二人に話を伺いました! 準硬式野球部にはトレーナーも在籍しており、選手たちのコンディショニングに貢献しています。普段は知ることのできないトレーナーの魅力とは? そして入部のきっかけとは?

――お二人が準硬式野球部に入ったきっかけを教えてください

浅野 自分はトレーナーとして野球に携わりたかったのですが、野球部はトレーナーとしての入部ができなかったので、どうしようかと思っていました。そこで準硬式野球部があるじゃないかと思いつきました。加えて、知り合いが準硬式野球部に入部すると言ったので、自分も一緒に入部しました。

藤原 自分は中学・高校時代にソフトボールをしていたので、将来野球に関わる仕事に就きたいと考えていて、特にトレーナーに興味がありました。そんな中でトレーナーを募集している準硬式野球部を知り、入部しました。

――トレーナーを志したきっかけは何ですか

浅野 高校時代の経験が大きいです。高校時代に大きな怪我をしてしまい、野球ができない時期が長くありました。その時に怪我が原因で競技継続を断念した選手がたくさんいるということを知りました。そういった選手を少しずつでいいので少なくしていけたらと思い、トレーナーを志しました。

藤原 自分も中学・高校で1回ずつ大きな怪我をしたことがきっかけです。その時、私は身近に頼ることができる人がいませんでした。自分と同じような立場にいる人を支えることができたらと思い、トレーナーになりたいと思いました。

――準硬式野球部で自身が成長できたと思う点を教えてください

浅野 自分で考える力ですかね。準硬式野球部はとても自由度が高いです。その分自分から行動しないとただただ時間が過ぎてしまいます。そのため、何をどう学ぶのかというのを自分で考える必要があるので、自分で考える力が養われていると思います。

藤原 似てしまうのですが、自分から聞いたり、動いたりする必要があるという点でコミュニケーション能力や自主性が磨かれていると思います。

――準硬式野球部で一番大変だったことは何ですか

浅野 やはり選手からトレーナーに転身するということを決めた時です。選手としてやりたいという気持ちを断ち切りきれず数カ月間悩みました。最終的に、自分がやらなくて後悔する方を選んだ結果、トレーナーに転身することを決めました。

藤原 元々何も知識がない状態で始めたので、選手の要望に応えられないことがあったことです。

――トレーナーに必要な知識はどこで身に付けましたか

藤原 先輩に聞いたり、学校の授業であったり、教科書や本で勉強しました。

浅野 やはり素晴らしい先輩がいらっしゃるので(笑)頼りに頼らせてもらってます(笑)。

――トレーナーという視点からの準硬式野球部の魅力を教えてください

浅野 歴代の先輩が積み上げてきたものがデータで残っていることです。

藤原 トレーニングメニューをつくるのはトレーナーの仕事なのでそのデータにはとても助けられています。

浅野 今までの先輩が積み上げてきたものがしっかり継承されている点はとてもいいことだと思います。

――今後の目標を教えてください

藤原 自分はリコンディショニングを担当しているので、選手の怪我からの復帰のサポートをしっかりできるようにしたいです。

浅野 4年間で六大学で一番フィジカルの強いチームを作ります!

――新入生にメッセージをお願いします

藤原 野球をする立場でもスタッフとして支える立場でも、自分で考えて動くことが多いので、やりたいことをやることができる環境があります。選手でもスタッフでもお待ちしております!

浅野 自由度がとても高いので、なにか新しいことに挑戦したい人から何をやるか決めかねている人まで活躍できる環境です。ぜひ準硬式野球部で一緒に活動しましょう!

(取材・編集 星野有哉、写真 小山亜美氏)