【第5回】古賀湧也✕今駒顕二郎✕高木寛人✕永井隆太

準硬式野球

 学生スポーツは有限だ。4年生を迎えると、引退の時がやって来る。それは、今回取材した、古賀湧也(スポ4=佐賀西)、今駒顕二郎(教4=東京・早大学院)、高木寛人(基理4=東京・早実)、永井隆太(スポ4=石川・七尾)の四人も同じだ。あまり大きな声を出して引っ張っていくようなタイプではないと言うが、チームに対する責任感は、最上級生としてとても強いものを持っている。迫りくる学生野球最後のシーズンを前に、四人は何を語るのか。

※この取材は8月3日に行われたものです。

「全員が役割を果たせたのが、いい結果につながった」(古賀)

今年投手リーダーを務める古賀

――関東地区大学選手権(関東大会)では、強豪・中大に勝っての3位という結果でした。振り返っていかがでしたか

古賀 投手が各々の役割をきちんと果たせたと思います。日大戦まで杉山(周平、教3=神奈川・山手学院)を温存しよう、という話をしていたんですけど、それもうまくいって。7人から8人くらいピッチャーがいたのですが、全員が登板して、全員が役割を果たせたことがいい結果につながったと思います。

高木 打者陣としても、ピッチャー陣がある程度抑えてくれれば5点は取れる、という手ごたえは感覚としてあって。そういう勝ち方ができたのが良かったと思います。

永井 二人が言ったことのまとめという感じなのですが、ピッチャー陣もバッター陣もうまく機能して、いい形で点も取れて。中大との試合は1点を争う緊迫した試合になったのですが、初戦、2回戦、3回戦と試合がスムーズに進められたと思います。

今駒 今まで4年間戦ってきて、このチームは打線がここぞの場面でしっかり点を取れるチームだと思っていて。関東大会の時はそれが顕著に出て、中大戦、日大戦は少ないチャンスでしっかり点を取っていけたという部分で、強みを出せた大会だったかなと思います。

――一方の東京六大学春季リーグ戦(春季リーグ戦)は、立大への連敗からスタートしました。同様に振り返りをお願いします

古賀 春のリーグ戦に関しては、野手は本当によく点を取ってくれたと思います。逆にピッチャーが援護に応えられなくて、1試合平均で4点から5点取られてしまったので、そこに尽きると思います。

高木 チームとしての照準を関東大会に合わせていたので。大会が終わってすぐ(春季)リーグ戦が始まり、ボールの種類も変わる(※1)という条件もあったので、チームとしてうまく調整ができていなかったかな、と思います。

永井 少し個人的な話になるのですが、関東大会でいい成績を残せたというところで、春のリーグ戦の入り方としてスムーズに勝てるという感覚がもしかしたらあったのかもしれないと思います。

今駒 永井が言ったことと少し被るのですが、(春季リーグ戦の第1カードで)2連敗(をしてしまったこと)というよりは、まず初戦で負けてしまったこと。あとは、自分たちが点を取りつつ相手を抑えることができていたのに、リーグ戦では点を取られてしまって、追いつき追い越されという展開になってしまったということで。初戦から徐々に自分たちの形が分からなくなってしまったというのは正直なところです。

――関東大会と春季リーグ戦では、チームの方針は大きく変えられたのでしょうか。それとも変化は特になかったが、その方針がうまく回らなくなってしまったのでしょうか

永井 後者ですかね。特に何かを大きく変えるということはなく臨みました。

今駒 変える時間がなかったということもあります。そのやり方で勝てていたので。最初2連敗して、そこから自分たちの形をもう一度と思って切り替えたんですけど、そういう形(4位)になってしまいました。

――永井選手は春季リーグ戦でベストナインも獲得されました。そこに関する手ごたえはいかがでしたか

永井 序盤は関東大会の調子そのままにいけたかなと思うのですが、慶大戦からは一気に調子を崩してしまって。ベストナインは意識していなかったのですが、「多分獲れないだろう」と思っていた中で、前半の貯金で獲れた感じでした。後半は調子を落としていたので、そこは課題かなと思います。

――古賀投手は今年投手リーダーを務めていらっしゃいますが、引っ張る立場として気をつけていることなどはありますか

古賀 4年生(投手)が少ない代ということもあって、個々の意見を大事にしようと思っています。各学年の選手が練習に対する意見だったり、「こういう練習がしたい」と言えばそれをトレーナーと一緒に考えて取り入れたりだとか。4年生が全て決めるというよりは、学年関係なくチーム全体で物事を決めるようにはしています。

――古賀投手から見た、春季リーグ戦の手応えと課題を教えてください

古賀 手応えに関しては、江藤(健太、教3=早稲田佐賀)が春から力を付けてきて。リーグ戦であれだけの活躍をしてくれたので、そこは大きな収穫かな、と思います。逆に課題としては、江藤以外の投手が無駄な失点をしていて。失点した時にホームに還してしまったランナーの大半が、フォアボールで出したランナーだったと思うので、そこを減らすことができれば、今後も清瀬杯(清瀬杯全日本大学選抜)や秋のリーグ戦(東京六大学秋季リーグ戦)にもつながっていくと思います。

――今季のMVPを挙げるとしたら、誰だと思いますか

永井 自分は外野手なのでバッティングに期待されているということもあります。(春季)リーグ戦では自分の後を打っていた中村(大輔、商4=東京・早大学院)が関東大会、特に後半からすごく調子を上げていて。負けている場面、接戦の場面でホームランを打ったりだとか、チームメートとして本当に頼りになって。春のリーグ戦でもそれはすごく感じたので、彼がMVPだと思います。

古賀 自分はやっぱり、諏訪(健太、スポ4=東京・小山台)がいてくれたからこそ、采配であったり、監督さんとの意思疎通がすんなり図れたりしたので。やっぱり諏訪がMVPかなと思います。

高木 自分は永井と中村(大)です。理由としては、自分たちのチームはどちらかと言えば、打って点を取って勝つチームなので。その二人で点を取ってくれること、チームがうまく回るという意味で、この二人です。

今駒 中村(大)という声も多ですけど、僕は永井を挙げたいと思っています。中村(大)は勝負強さがあるのですが、永井はどういう場面でもヒットやフォアボールなどで塁に出たり、どういう場面でも落ち着いてコンスタントに成績を残せる選手なので。バッティングも良く言われるのですが、守備でも本当に助けられるプレーが多くて。攻守にわたってチームを助けてくれたなという印象です。

――この声を聞いて、永井選手はいかがですか

永井 恥ずかしいです(笑)。

一同 (笑)。

永井 いやでも、チームメートからそう言っていただけるのは本当にうれしいので、「共に秋リーグも頑張ろう」という感じです。

――4年生になったことによって、意識の面で変化したことなどはありますか

高木 ここに居るのは、引っ張っていこうというよりは、淡々と自分のやるべきことをやろうというところに重きを置いた人たちなので。自分は野手なので投手のことはよく分からないですけど、野手は自分のやるべきことに打ち込んで、その姿を後輩に見せる形でやっています。

今駒 僕も声というよりは行動で。見える形で引っ張るというよりは、試合中のプレーや練習に取り組む姿勢で引っ張っていくタイプなのかなと思っています。

――高木選手は好守が強みの選手だと思いますが、練習などで大切にしていることはありますか

高木 守備中に意識していることは、いつも通りのことを完璧に同じようにやるということです。少しでもズレがあったら、うまくいったとしてもそれはたまたまなので。いつも通りの完璧な動きをして、完璧なプレーをして初めてうまくいったと言えると思うので。

――春季リーグ戦はグラウンドによってバウンドが変わることが多々ありますが、グラウンドごとのアジャストはどのように行っていますか

高木 練習はほとんど芝のグラウンドでやっているので、数少ない土の練習場所としては、合宿とかで少しは感覚を調整していますけど。あまり土のグラウンドでやる機会はなくて。でもあまり自分の中では、「土だから嫌だ」という感覚はないし、むしろ土の方が動きやすくて。イレギュラーでも捕るということだけ心掛けています。

――今季のここまでの戦いの中で見つけたご自身の課題はありますか

古賀 今年になって制球力に少し苦労していて。そこだけですかね。制球力さえ良くなれば抑えられると思うし、無駄なランナーや無駄な失点もなくて済むので。その一点だけ集中して取り組んでいきたいと思います。

高木 自分はバッティングですね。守備は、まだミスはありますけど、ある程度完成していると思っていて。バッティングでもう少し自分が打てていれば勝てたと思うことも多々あるので、そこを改善したいです。

永井 自分も高木と同じバッティングで。自分は調子の波が激しいところがあるので、コンスタントに1試合1本ないし2本ということを続けられれば、もっとチームに貢献できるのかな、と思います。なので、そこは自分に責任を持って練習に取り組んで、清瀬杯と秋のリーグに臨めたらと思います。

今駒 自分は守備でサードに入っていて、そこは今のところ順調にきているので、バッティングですね。関東大会前のオープン戦では調子が良くて打てていたのですが、大会が始まってからは調子を落としてしまって。その悪い状態のまま(春季)リーグ戦にも入ってしまって、ふがいない結果で終わってしまいました。そういった時にセーフティバントでも良いので、1試合1本(安打が)出せるような頭の使い方をできるようにしたいです。あと、自分の場合は、2年、3年と大会中にケガをしてしまっているので。(シーズン)フルで戦える身体作りというのを、気を付けてやっていきたいと思います。

「言ったことはないけど、(永井は)かなり頼りにしてるような存在」(今駒)

オフの日には隣の家の少年とキャッチボールをするという今駒。いいお兄ちゃんである

――ここからは若干毛色が変わりまして、プライベートな質問に入らせていただきます。まずはみなさんに、この場にいる選手を他己紹介のような形で紹介してもらいたいと思います。まずは今駒さんについてお願いします

永井 じゃあ結構攻めても良いですか。

今駒 攻めるって何(笑)。

永井 まぁ結構本当に、部活をやってきて、すごい優しいなっていうか、どちらかというとおっとりじゃないですけど、している一面もあるんですけど。やっぱり、勝負の時の負けず嫌いさというか、自分の思うようなプレーができなかった時に、すごい悔しさを表に出すっていうところがあったり。あと難しい表現なんですけど、ブラックというわけではないんですけど、違う一面があって。そこがすごいたまに出てくるっていうのがおもしろいなって思ってます。あとは、大学で学んでることが生物っていうところもあって、生き物に興味があって。僕も今度爬虫類のカフェに一緒に行こう、みたいな話をしてまして。趣味も合う、そんな方です(笑)。

――ブラックな一面もありということで・・・

永井 ほんの少しですよ(笑)。

高木 結構、一見なんかおっとりして優しそうな感じなんですけど、ちょいちょい毒を飛ばすというか・・・。あんまり自分に対して直接言われたことはないですけど、結構、あいつに毒吐かれたっていう・・・(笑)。(自分も)いつ吐かれるかと…。

古賀 そうっすね、コマ(今駒)とは、生き物とか自分も好きなんで、色々趣味とかも合うのでよく話しているんですけど、やっぱり勝負事とかには本当に真剣なんで。普段おっとりしているんですけど、そういう場面になると、良くも悪くもブラックな場面が。相手に対してだったり自分に対してだったり、厳しい一面もあると思うので、その一面が、チームにおいても欠かせないです。

――次は永井選手についてお願いします

今駒 うーん・・・。 野球のことしか出てこない・・・。

古賀(笑) 良いんじゃない、もう野球のことで。頼りになるとか(笑)。

今駒 僕個人としては、言ったことはないけど、かなり頼りにしてるような存在で、スター気質があるというか・・・。なので、1年生の時とかからすごく活躍していて、実力もありますし、人柄も、包み込むような大きな存在だと僕は思っているので。なので、何かあった時に相談したいな、と思うようなそういう人かな、という風に思います。

高木 あんまりこいつに怒られたことないなって。結構だるがらみとかをしてるんですけど、結構相手にしてくれるので、すごくうれしいです。

一同 (笑) 。

高木 基本無視されるので。

古賀 永井は一言でいうと、僕らのお兄ちゃんみたいな。本当に頼りにもなりますし、悩み事があったら相談したら本当に優しく親身になって話聞いてくれますし。ここぞというときに、試合でも頼りになる人なので、なんて言えばいいんだろ・・・。本当に、長時間一緒にいても本当に周りのこととかにも気づいてくれるので、全然気を使わなくて良いというか、本当に大好きなやつです。

――次は高木選手の印象についてお願いします

今駒 えー、僕から言うと、実は昨日も一緒にサーフィンに行って遊んだりしているんですけど。ぱっと見てすごくもの静かで、ちょっと後輩から見たら怖いかな、っていうような感じもするんですけど、実際喋って打ち解けてみると、すごくかわいげのあるというか。さっき、かまってくれるって言ったんですけど、そういう、どんどんどんどん僕らの中に入ってくれるような、そういう人なので。そういったところでしっかり関係を築けますし、あとはまぁ試合中の冷静さ。理系バリバリなので彼。何か自分が迷った時があれば、高木に聞けば1番いい回答が返ってくるようなそういう信頼感もありますし、ぼくは、そういう高木みたいな人がいてくれると助かるかな、って言った感じです。

――みなさんは結構プライベートについても相談し合ったりなさるのでしょうか

高木 人によりますね(笑)。

永井 それはそうだな(笑) 。

永井 ちょっとプライベートなところで言うと、先日オフがあって、彼ともう一人と三人でタイに旅行に行ったんですけど、やっぱり思うのは、高木はやっぱり頭が良いな、っていうか。理にかなってないこととか、無駄なことが嫌いで、例えば、ぼったくられたとか、実際にはないんですけど、もしあったとしたら嫌だろうなというか。タイムロスとかそういうのが結構彼嫌いなので、一緒に旅行していてすごく無駄がないというか、行きたい観光地に結構スムーズに全部行けるとか。さっきかまってくれるとか言っていましたけど、やっぱり頼りになる所ももちろんあって、試合でももちろんそうなのですが、野球に関しての知識もあって、そういった面では頼りにしてますね。

古賀 高木はやっぱり、永井も言ったんですけど、頭が良いし、話とかミーティングとかでも、いろいろちょっともつれちゃったりする時があるんですけど、最後に高木が一言いうとだいたい事が収まるんで。僕個人としては、ミーティングが長くなってきたりすると、「早く高木発言してくれ(笑)」って毎回思ってるんですけど・・・ 大丈夫? やばいかな(笑)。

高木 大丈夫、大丈夫(笑)。

古賀 長くなってくると高木頼りになるので、試合に関しては、僕はこの春のリーグ、ピンチの場面だったりチームが苦しい状況でばっかりリリーフ(登板)だったんですけど、そういう時にマウンドに上がった最初に高木がいつも状況とか確認することを高木らしく端的に伝えてくれるんで、本当にそういう場面でも頼りになりました。

――最後に、古賀投手はどのような感じですか

今駒 クールって感じですかね。僕はさっき古賀からも言ってもらったんですけど、話が合うというか、考えが似ているというか。お昼ご飯食べに行ったときとかも、チームのことなんか、今こんなになっているよね、っていうことを話していても、共感できるようなところはあります。あとは、見る力がすごいなというか。自分が調子崩している時に、彼ピッチャーなので、フリーバッティングで投げてくれている時とかに、今日はここが良かったとか、ここが悪かったというのを、しっかり見ていてくれる。そういう人なので、人に思いやりを持っていつも全体を見ているっていうそういう印象です。

永井 そうですね。今、今駒がいったように、一言でいうと、結構冷静沈着というか、そういった印象があるな、という気はしていて。結構僕自身お酒が好きでして、彼も日本酒が好きで、2年生の時から、ずっとお酒のトークとか、お店行きたいみたいな、ちょっと高めのおしゃれな店とかの情報を共有しあうような関係でして。今度日本酒のおいしい飲み放題のようなお店があって、行こうなって。幅広いですよね、趣味が。そういう印象はありますね。なので、結構いろんな人と合うのかなっていう気はします。

高木 自分の中でも、古賀の印象は、すごいマイペースだな、っていうイメージです。話していると非常に波風立たずに話してくれる、普通に、「あぁ~楽だ~」って(笑)。自分の中の1番の印象はそれです

――ここからはさらに少し毛色が変わりまして、ざっくりとしたプライベートな質問に入らせていただきます。まず、野球を始めたきっかけを教えていただいてもよろしいでしょうか

今駒 自分が野球を始めたのは小学校1年生からなのですが、幼稚園の時はサッカーをやっていて。4つ上に兄がいまして、兄がずっと野球をやっていたので、その影響で、最初は遊び半分というか、習い事という感覚で野球を始めて。そうしたら、自分に合っていたのか、すぐに試合に出られたりだとかしたので、そのまま続けていった感じですかね。

永井 そうですね、保育園からずっと一緒だった、中学校まで一緒だった幼ななじみの、僕を含めて3人組がいるんですけど、その中の一人が、お父さんも野球をしっかりやられていた方で。一緒に野球やろうぜ、と言われたのがきっかけで、少年野球に3人で入部したっていうのがきっかけですね。

高木 自分はあまり、自分の中ではじめようって始めたわけではないんですけど、小2くらいから気づいたらやっていて(笑)。もともとサッカーをやっていて、サッカーも好きだったのになっていう感じなんですけど、気づいたら野球にシフトして、ずっとここまで野球やってますね。

古賀 いとこが野球をしていて、それでよく福岡ドーム(現ヤフオクドーム)の方にいとこと一緒に家族ぐるみで出かける機会があって、その時に。今ではもう引退されたんですけど、斉藤和巳投手(元福岡ソフトバンクホークス)っていうとても有名な投手がいて、その人のピッチングを見たときにものすごい憧れを持って・・・。その斉藤和己投手に憧れて野球を始めました。

――野球を始めた時から投手だったのですか

古賀 はい。投手を目指してやっていました。

――では、準硬式野球部を選んだきっかけを教えてください

今駒 先ほど言ったんですけど、高校まで軟式野球をやっていて、そこで結果が出まして。本当は大学まで続けるというつもりはなかったんですけど、結果が出たので、もう1つ上のレベルでやってみたいなって思ったのがまず1つで。そこで、早稲田大学なので、硬式野球と準硬式野球とあとはサークルとかあると思うのですが、しっかりとやるなら部活でやりたいと思っていて、硬式(野球部)はもうプロに行くようなレベルで、野球メインになってしまうので。自分の場合は(教育学部の)理系の学科で、実験とか授業とかもすごく忙しいことが分かっていたので、準硬式野球部なら、勉強もやりつつ、部活もしっかりできるって環境だったので、準硬式野球部を選んだって感じですね。

永井 結構似ているところがあって、文武両道というか、野球だけじゃなく、勉強にも、というのが、入学してからずっと思っていて。話を聞いている限りでは、この部だと、留学じゃないですけど、野球以外のことにも挑戦できるよ、みたいなことを聞いていたので、あ、じゃあちょうど良いなと思って入りました。

高木 自分は結構もともと、高校が早実で、1個上にたくさん先輩がいたんで、その方から話聞いて。僕も同じなんですけど、理系で、勉強もしっかりできるということだったんで、この部活を選びました。

古賀 自分は2年からの入部になるんですけど、高校3年の時に肘を壊してしまって大学入ってからすぐに野球するということができなくて。それでももう1回、高校3年の時にしっかり野球できなかった悔しさから、もう1回しっかり野球をしたいなと思って、入部しました。

――続いては、憧れの人について教えてください

今駒 憧れというかわからないですけど、目標というか、今だけではなく小さいころからずっとなんですけど、4つ上の兄が、僕の1歩先を全部行ってくれて。しかも野球もやっていて、勉強もすごくできて、僕よりも全然できるし・・・。就職もしっかりして、いい企業に勤めているので、そういったところで、ひとつ身近なところに目標がいてくれたってところで、僕はずっと兄を追いかけてここまで来たって感じですかね。

永井 そうですね、今パッと思いついたのが、父親かなって思って。小さい頃から職業柄あまり一緒に過ごすことがなかったんですけど、高校生から、僕祖父母の家に下宿していまして。一緒に住んでないんですけど、やっぱり存在が大きいなっていうか、すごく支えてもらっているなっていう感じがそのころからずっとしていて。大学入ってから僕は肩の手術とかもやったんですけど、その多額のお金を、あぁ出すよって、いうか、もちろん理由を言ってなんですけど、出してあげるよって言ってくれたその存在の大きさが、今の自分の支えになっているというか。今の自分を作っているな、と思うので、将来そういった大人になりたいっていうのは、今本当に思います。

高木 特にいないっていうのが・・・(笑)。あんまり他人から影響受けずらいっていうか、この人になりたいってあんまり思わなくって・・・。とりあえず、自分のできることを一個ずつやっていこうっていうことだけ、すみません、なんか・・・ 。

古賀 さっきの話なんですけど、野球に関して言うなら斉藤和己投手って人が憧れであって。目標・・・目標っていうのはちょっと違うんですけど、(斉藤氏)のようになりたいなって。みんなからさっき冷静とか言ってもらえたのですが、それも小さいころから見てきた斉藤和己投手のマウンドさばきがとても物静かというか、ピンチで押さえたりしたらものすごい雄叫び上げる方なんですけど、そういう所に影響受けたのかなと思います。

――自分へのご褒美はどのようになさっているのでしょうか

高木 まず寝ます(笑)。

今駒 僕はご褒美、っていう感じじゃないですけど、疲れた時にどう過ごすか、野球全部終わって、ちょっと長めのオフとかになったときは、僕の家に小さな池があるんですけど、そこにカメとか金魚とか飼っていまして、それを眺めてたり。ずーっと眺めていたり、あとは、お隣に幼稚園と小学2年生くらいの男の子2人いるので、その子達と、家の前でボール遊びしたりとか、そういうのでただただ癒されてるって感じですかね。

永井 自分の場合は季節というか、全然日によって変わる・・・。みんなそうだと思うんですけど、就職活動の時は面接とか終わった後に、漫画喫茶に行くっていうのはあったり、っていう時期もあれば、ビリヤードにめっちゃはまる時期もあったり、カラオケに週何回も行くとか、小説を1週間に何冊も読んで、結構そういう感じなので。休日の過ごし方もバラバラで、趣味というか、ご褒美みたいなところも結構バラバラって感じですね。

――おすすめの漫画はありますか

永井 え~、急に言われると難しい・・・。

古賀 ワンピースって言っとけよ(笑)。

永井 いやいやいやいや、ワンピースは結構ねぇ・・・。

古賀 面白くない?

永井 いやちょっと難しいっすねそれは 。

――ありがとうございます

永井 出てこなかった・・・(笑)。

高木 結構自分は、体動かしたりするのがなんだかんだ好きなので、昨日もサーフィン行ったりだとか、結構短いオフだったらサーフィンとか、ゴルフの打ちっぱなし行ったりとか、ボルダリングにちょっと行ったりだとか。ちょっと長く期間があったら、すぐ旅行に行って、車とかで、どっかでかけて毎年出かけています。

古賀 よくやるのが、本屋さんに行って、午前中の時に行って、本屋さんで本を買って、その本を1冊喫茶店で読んだりだとか。あと、日本酒が好きなので、ご褒美的な感じで、部屋に何本かストックしてあるんですけど、それを呑んだりしています。

――気分転換の方法というのは

高木 なんかもう、例えば試合で負けて、次の日試合、また試合とかだったら、もう寝ます。寝れば基本忘れるので。

今駒 僕はあれですね、毎回、ちょっと野球の話になると、負けた次の日とか気にはするんですけど、次の試合が始まったりとか、次の練習が始まったらもう、忘れるというか、あんま考えないようになっているというか、引きずらないで次のプレーできたりとか、もしかしたら、野球で、毎日ある野球で切り替えているのかなって。練習が終わったら疲れて家帰ってごろごろして、で次の野球の練習で変わるっていう感じかもしれません。

古賀 自分は、トレ室(トレーニング室)に行って、何も考えられなくなるまでひたすら筋トレします。もしくは体が疲れて何もできないときは、酒をめっちゃ飲んで忘れて寝ます。

――ヤケ酒ですか

古賀 ヤケ酒・・・。平たく言うとヤケ酒(笑)。

――話題は大きく変わりますが、なぜワセダを選んだのか、理由を教えてください

今駒 自分は学院(早大学院)なので、高校からなんですけど、選んだ理由は、4つ上の兄が、札幌住んでいたんですけど、札幌からそこを受けて、受かってここに引っ越してきたんで。それで、家も近いし・・・。何でワセダ。ケイオーじゃないの、って言われたら何とも答えられないんですけど、兄が行っていて、いい学校だよ、って言ってくれたのが、やっぱりそこに受けようって思ったきっかけですね。実際入ってみて、ここまでワセダで良かったなとは思います。

永井 僕の場合は地元が石川県で、結構狭いところなので、大学は日本の中心というか、都会願望結構強めな人だったので。それで規模の大きい所に行って、いろんな人と会ってすごい人と会ってみたいな。ちょっとミーハー的なところもあって・・・。で、ワセダと、もう1つ国立も受かったんですけど、最終的にはやっぱり就職とか色んなことを考えて潰しが効く方というか、何でもできるワセダを選んだって感じですね。

高木 自分は中学から早稲田実業で、それがたまたま自分が小4の時に斎藤佑樹さん(平23教卒=現北海道日本ハムファイターズ)が甲子園で優勝した年で、それみて、「コノガッコウニイキターイ」、っていったらここまできて・・・。

永井 どうした、どうした(笑)。

――そんな気軽に行ける学校でもないですが・・・

高木 たまたま親が、「受験する?」みたいな、させようとしていたらしくて、この学校に行きたいって言ったらここぞとばかりに攻め込まれて、外にも遊びに行けずに、家で勉強、勉強していました。

古賀 僕も出身が佐賀で、永井と同じように結構都会願望があって。スポーツ科学部に入りたくて、他にも色々法大だったり受けたりしたんですけど。スポーツ科学部があって、都会、それで1番強そうで、すごそうだったのがワセダだった。

――所属学部自慢をしてください

永井 スポーツ科学部なのでスポーツにすごい特化した選手というか、オリンピックに出るような人がいて。ぼくのクラスにも、水泳ですごい、名前を出すと渡部香生子(スポ4=東京・武蔵野)っていう選手なんですけど、と同じクラスになって。1年生の頃に世界選手権か何かで金メダルをとったんですけど(2015年 世界水泳200メートル平泳ぎ優勝)、なんかもう次元が違いすぎて、なんでこんな人が同じクラスにいて、普通にしゃべれるんだ、みたいな・・・。すごく驚きましたね。それはスポーツ科学部の魅力かな、と思いますね。

古賀 僕の場合はクラスがあの硬式(野球部)の小島君(和哉、スポ4=埼玉・浦和学院)と同じで、最初教室に入ってこられたときに、どっかで見たことある顔だなー、と思って、「あ、小島君だ!」と思って。僕らみたいな高校野球やっている身としては、天の上の存在の方なんで、すごいびっくりしました。

今駒 僕は教育学部なのですが、その中の理学科の生物学専修っていう、理系の学科なんですけど、そこの自慢としては、結構、解剖実験とかがっつりやる所で、3年生の時はウズラの解剖したりとか。

永井 えぐいえぐい(笑)。

今駒 実は今入っている研究室では、マウス扱っていて、マウスの解剖をしたりだとか、脳を取り出して切片作ったりだとか、そういうのをガッツリ研究施設でやっているようなところなので、なかなか経験できないことをしているかな、という風に思います。

高木 基幹理工学部なんですけど、あんまり・・・。3年生くらいまでは、高校の時の授業1から6限、全部数学みたいな感じなので、高校の延長じゃないですけど、それの、ちょっとえぐい版みたいなイメージしてくれると。

――その生活と部活との両立はどのようにされているのですか

高木 勉強時間をどっかで取れば良いので。部活は昼間だけなので、夜やれば良いとか、っていう考えでやっていけば・・・。もう、4年生になってから授業ほとんどないので、3年生までは授業と両立しながらやってました。

――今欲しい物はなんですか

高木 バイクが欲しいな、って。

永井 物じゃないかもしれないですけど、2週間3週間とか長期間で、海外旅行に行ける時間みたいな・・・。これは引退してからもらえるので・・・。でも、さっきも言ったように先日タイ旅行に行って、やっぱり海外楽しいな、っていうのはあったので、今すぐ行きたいです(笑)。

今駒 ちょっとまあ現実的でないというか、今無理なのですが、猫か犬か、が欲しくて、自分の家の中で飼えないので・・・。でも欲しいなぁ、っていうところで。まぁペットですね、何か。

古賀 自分はやっぱり・・・。

高木 日本酒?(笑)

古賀 いや、日本酒は違う(笑)。野球が後3カ月か2カ月くらいしかできないので、やっぱり今自分に足りない制球力が今すぐに欲しいです。(笑)。

――好きな場所、リラックスできる場所を教えてください

永井 今自分1人暮らしをしているんですけど、自分の部屋は1番落ち着きますね。自分の好きなように家具を設置して、好きなプラモデルを置いてみたりだとか、ほんとに自分の理想の部屋っていうのが今できているので、そこに帰りたいですね、今すぐ。

古賀 自分も永井と同じで自分の部屋が1番・・・。前にも永井と話したりしたのですが、部屋の設置の趣味が多分結構合うので、結構話をしてます。

永井 色とかもね 。

古賀 色とかもね(笑)。結構合うので。自分の部屋が1番好きです。

高木 いやもう、ベッドですね(笑)。まぁベッドじゃなくても、冷房が効いていて寝そべることのできるだったらどこでもいいですけど、1番落ち着きますね。

今駒 僕も自分の部屋のベッドの上が1番落ち着きますね。

――ベッドへのこだわりなどがあれば

高木 特にないです。柔らかくて涼しければどこでも寝られます。

今駒 ベッドが壁にくっついているんですけど、その隅に転がってるのが(好きです)。

永井 ベッドのこだわりってなるとやっぱり低反発というか、沈むベッドあるじゃないですか。いいホテルとかの、ああいうのはちょっと無理で、硬いのが好きなんです。ずっと固いのを買い続けると思います。それはちょっとこだわりですね。

――大学に入って、自分の変わったところや変わっていないところがあれば教えてください

高木 高校から大学に入って、話すようになったっていうのがあって。高校の同級生とか、喋ったことない奴とかがいて、今も学部一緒だったりするんですけど、こんな喋るやつだとは思わなかった、ってびっくりされます(笑)。

永井 結構僕自身は高校・・・というかまぁ石川県にいた時から、あまり変わってないっていうのは高校の友人とかに会ったりすると言われるんですけど。ただその、こっち(東京)に来てできることというのがすごく増えたので。石川県は何もないんで、遊びに関してもそうですし、勉強面というか、留学とかインターンとか、そういうのって全部東京にいないときついんですよね。石川県だと情報もないし。そういった面で大きく変わったっていうか、環境も変わったっていうのが大きいですね。

今駒 この間札幌にいる小学校の時の友達とかと会ったんですけど、何も変わってなくて安心したって言われたんで、なかなか性格のところは変わってないんですけど。大学入って決めたのが、部活、勉強、教職の3本柱立てて、それを辞めずに続けるというのはあったので、そういった目標をしっかりここまで変えずにできているっていうのは(成長点です)。高校の時は部活が結構主だったんですけど、しっかりと今は勉強も、教職ももう取れると思いますし、就活もちゃんと終わったので。そういったところでは、立てた目標っていうのをいくつか両立しながら進めることができるようになったのかなと思います。

古賀 中身は自分あんまり変わってないんですけど、1番大きく変わったのが、筋トレをするようになったっていう。高校の時、筋トレが大っ嫌いで、何もしてなかったんですけど、肘を壊してからリハビリも兼ねて、大学1年生の最初にスポ科(スポーツ科学部)に入った時にたまたますごいトレーニング馬鹿みたいなやつがいて、そいつに出会って、いろいろ教えてもらって、めっちゃトレーニングするようになったのが1番変わったと思います。

「やるからには勝ちたい」(高木)

色紙に、「忘己利他」と記し、自分の活躍よりチームの勝ちに重きを置く高木

――また、再び野球の質問に戻らせていただきます。まず、清瀬杯の組み合わせを見てどのように思われましたか

永井 嫌なカードに入ったなって(笑)。正直思っちゃだめなんですけど、強いところ引いたなって思いました。日大にすぐ当たりますし、しかも最初が関西の強いとこ(近大)なんで。多分相手もやりたくないなって思っていると思うんですけど、僕らも正直初戦ぐらいは勢い付けたかったんで、良くも悪くも。勝てばほかのチームに勝つよりも一気に波に乗れると思うんですけど、1回で負けてしまう怖さがあるチームだなと思います。

――清瀬杯の位置付けは

高木 やっぱり、1位のチームじゃなくて、2位のチームが出る大会なので(※2)。多少悔しくはあるんですけど、自分らが入って4年間、まだ1度も春のリーグ、関東(大会)に勝って上部大会出ることはできなかったんで、そこは良かったなと思います。ただ、やっぱり全日(全日本大学選手権)の方が良かったなっていうのはもちろん、ありますね。

――清瀬杯に向けて詰めていきたいところはありますか

古賀 自分は投手のリーダーなので、投手だけになるんですけど、やっぱり関東大会みたいに、各選手に求められる役割が違うと思うので。早くその役割を決定して、清瀬(杯)で自分がどういう役割を求められていて、何をすればいいのか、っていうのを一選手が早く自覚して、その課題に早く取り組めるようになる必要があると思います。

今駒 自分個人になっちゃうかもしれないんですけど、後1カ月ないぐらい(取材当時)で、もちろん練習もやって技術面も高めていくんですけど、やっぱり清瀬杯に出る時に自分たちが自信を持ってできるような練習、自信を持ってできるように日々の練習っていうのをしっかりとやっていくことが大事かなと思っているので。僕自身は、結果が出るんだっていう自信をつけるための練習期間かな、という風に思っています。

――残り数少ない大きな大会になると思います

今駒 清瀬杯が今年札幌であるということで、実は僕の育ちが札幌で、5年間住んでいたので。野球を始めたチームも札幌なので、その友達が来るかどうかは別として、そこで自分の成長した姿っていうのを、親も来てくれるので親とかにも見せつつ。まだ秋リーグ(東京六大学秋季リーグ戦)もありますけど、そういった大きな大会で自分の成長を見せられればな、と思います。チーム応援してくれる人たちの分も、結果というよりもプレーの姿勢といいますか、1球1球に対する姿勢というところで、示しがつくようなプレーを目指してやりたいなと思います。

永井 僕自身、野球生活を今までやってきて、全国大会というのが初めてなので、結構自分の中では相当気合入ってるじゃないですけど、やってやろう、みたいなところはやっぱりあって。あとは、これまでケガで苦しんで支えてもらった両親が見に来てくれるかもしれないので、もし来てくれた時のために、打てるように準備しておかないといけないなっていうか、恩返ししたいなっていう思いはあります。

高木 やるからには勝ちたいので、優勝するために、今できることをチームでやって、もう自分と言うよりも、チームが勝てれば良いので、そこを目指してやっていきたいと思います。

古賀 小学校の頃から野球をやってきて、全国大会に僕も出たことがなくて。最初で最後の全国大会になると思うので、自分が試合に出るかどうかは置いておいて、色んな形でチームに貢献していけたら良いと思います。

――大会での目標はなんですか

今駒 チームはもちろん、優勝を目指してやるので、優勝するために自分に必要なことというのはやっぱり自分の何か1つのプレーでバッティングでも守備でも、チームが勢い付くような。そういったプレーをしたいなと思っていて、今から言うのはあれですけど、もし結果が出なくても、どこか1つの場面で輝けるところがあれば、と思って。1つ1つしっかり1球1球意識を持ってプレーしたいと思ってます。

永井 もちろんチームとしては優勝して、全国1位になるというか、そこが1番チームの目標で。もちろん個人としてもヒット打ちまくるというか、チームに貢献して少しでも、野球を楽しみたいですね。いい試合をして、勝って、というところです。

高木 自分としても、チームとしても、優勝ということを目標にして、とくに自分がどれぐらい打ちたい、とかいうのはあまりなくて、チームが勝てればいいって考えてます。

古賀 チームとしても、個人としても全国制覇を目標にやっていくんですけど、先発して圧倒的な存在感を見せて、後輩たちを背中で引っ張るみたいなことは僕にはできないので、試合に取り組む姿勢だったり、練習に対する姿勢だったり、そういったもので、後輩たちに何か残せたらいいかなと思います。

――ありがとうございました!

(※1)早大の所属する東京六大学リーグでは、ナイガイベースボールという、ナガセケンコーボールよりも低反発のものが統一球として用いられています。

(※2)各地区の、全日に出場したチームに準ずる成績を残したチームが清瀬杯に出場します。

(取材・編集 望月優樹、吉田昭太)

意外な素顔がわかった四年生

◆高木寛人(たかぎ・ひろと)(※写真左)

1997(平9)年3月3日生まれ。168センチ65キロ。A型。東京・早実高出身。基幹理工学部4年。右投左打。冷静沈着な高木選手。ミーティングでなかなか結論が出ないとき、高木選手の鶴の一声でビシッと締まることも多いのだとか。グラウンドでも守備の要として、早大の内野を引き締めます!

◆今駒顕二郎(いまこま・けんじろう)(※写真左2番目)

1996(平8)年9月1日生まれ。175センチ68キロ。B型。東京・早大学院出身。教育学部4年。右投左打。高校時代は軟式野球に取り組んでいた今駒選手。1年時はアジャストに苦労したそうですが、日々の練習で慣れることは十分可能であり、敷居を高く思いすぎないで欲しいとのことでした。軟式野球界のスーパースターが、清瀬杯で輝きます!

◆永井隆太(ながい・りゅうた)(※写真右2番目)

1995(平7)年9月4日生まれ。174センチ70キロ。O型。石川・七尾高出身。スポーツ科学部4年。右投左打。体育会への入部を考えている受験生へのアドバイスとして、受験が終わってからはボーリングなど、身体を動かした遊びをすることをお勧めされていました。チームメートの多くから今季のMVPに挙げられる主砲が、チームを頂点に導きます!

◆古賀湧也(こが・ゆうや)(※写真右)

1996(平8)年4月30日生まれ。176センチ70キロ。B型。佐賀西高出身。スポーツ科学部4年。右投右打。投手リーダーを務めている古賀投手。同期からの信頼も厚く、「お兄ちゃんみたい」と慕われるほど。人望豊かな右腕の活躍に注目です!