講道館杯に出場するも、初戦敗退

柔道

 ことしも高校生から社会人までが集い、講道館杯体重別選手権(講道館杯)が行われた。この大会は2018年の世界選手権の第1次選考も兼ねている。早大からは伊藤悦輝(スポ3=福井・藤島)が出場。「柔道人生で講道館杯に出る最後のチャンスだ」と意気込み、挑んだ初戦。体格差のある選手になかなか技を繰り出すことが出来ない。試合はGSにもつれ込み、技をかけるチャンスをうかがうも、指導を取られ、惜しくも1回戦敗退という結果に終わった。「今回は不完全燃焼に終わったので早慶戦では完全に出し切れる試合にしたい」。今回の敗北を糧に、今週末の早慶戦では勝利を挙げて、チームに貢献してくれることに期待が募る。

伊藤悦は惜しくも1勝を挙げることができなかった

(記事、写真 高橋里沙)

結果

▽73kg級
伊藤悦 1回戦敗退

コメント

伊藤悦輝(スポ3=福井・藤島)

――今回はどのような意気込みで挑まれましたか

今回は結構あたりも良くてベスト8以上を目標にしていました

――喧嘩四つで組みにくいことなどはありましたか

相手の選手がすごく手足の長い選手でそれで少しやりにくかったです

――前回は技を出せないことが課題とおっしゃっていましたが、今回はいかがでしたか

技すらなかなか入らしてもらえない選手でした。同じ階級にはあまりいない手足の長い選手だったと思います。今までは入れた技が入れなかったりしたのでもう少し体格の差を考えて工夫をしていきたいです。

――講道館杯は初めてだったと思うのですが、どういった大会でしたか

インカレの当たりが良くて講道館杯に出場できたので、これを柔道人生最後の講道館杯にでるチャンスだと思って取り組みました。

――戦ってみた感想としてはいかがでしたか

もうちょっと勝ちたかったです

――次の早慶戦に向けての意気込みをお願いします

今回は不完全燃焼で終わってしまったので、完全に出し切れる試合をしたいと思います。