関東女子学生選手権直前!全国を目指して

剣道

 

  波乱の展開となった関東学生選手権から約1週間、剣道部は関東女子学生選手権を迎える。男子同様激しい部内戦を勝ち抜いた10名の精鋭が出場を決めた。今大会には全日本学生選手権(全日本)出場権がかかっている。全日本にて早大女子剣道部は、川﨑茜女子主将(文4=京都・日吉ヶ丘)が準優勝、杉村麻記(社4=茨城・守谷)がベスト4、太田麻友(茨城・守谷)がベスト8、河村奈穂女子副将(スポ4=大分鶴崎)がベスト16と数々の結果を残してきた。ことしはさらに上の順位が期待される。そのためにも、今回の関東予選を危なげなく通過したいところだ。

 

 4年生となる川﨑、河村、杉村は全日本が最後の個人戦となる。これまでそれぞれが輝かしい実績を残していおり、ことしはその集大成だ。確実に予選を突破し、今まで以上の順位を狙っていきたい。昨年度は惜しくも全日本出場を逃した小西波瑠(スポ3=大分鶴崎)もリベンジを果たして全日本の舞台に立ちたいところだ。そして衝撃のデビューを果たした太田、ことしもその勢いのまま勝ち抜いていきたい。

 

 今大会初出場となるのは、沖田瑞希(社3=京都・日吉ヶ丘)、山下紗奈未(社3=山形・左沢)、安住朱莉(社2=山形・左沢)、石田結稀(社2=大阪・四天王寺羽曳丘)、品川大華(スポ2=広島・広)の5名だ。沖田、山下、品川、安住は昨年の関東女子新人戦に出場、準優勝に貢献した。また、沖田、山下は早慶戦の補欠に選出されるなど実力は折り紙つき。今回は個人として成績を残していきたい。また、公式戦初出場となる石田の活躍にも注目だ。

 

 総勢10名の選手が出場する今大会。公式戦初出場の若手から屈指の実力者まで幅広い層の女子剣士たちが躍動することであろう。見据えるは表彰台、そしてその先の全日本だ。来る5月20日、決戦は目前に迫る。

★新鋭集う!早大に力を。

 

ことしの女子剣道部には新たに6人の精鋭が加わった。昨年総体ベスト8に輝き、国体出場も果たした高橋野乃(スポ1=京都・日吉ヶ丘)をはじめ、総体3位の和田桃花(社1=鹿児島・錦江湾)、全国選抜3位の大坂真央(社1=茨城・守谷)など実力者たちがそろう。今回惜しくも1年生ながらに関東予選出場を果たした者はいなかったが、これから厳しい稽古を積み、次の部内戦では勝ち上がっていきたいところだ。

期待のルーキー高橋

 

これまで早大女子剣道部を引っ張ってきた川﨑、河村、杉村の3人はことしで引退する。若手の活躍は必要不可欠だ。これからの早大女子剣道部を担っていくであろう女子剣士たちの成長を目の当たりにせよ。

(記事、写真 松本一葉)