１部残留を決めた！　今季最終戦を快勝で飾る

　関東学生ラクロスリーグ戦（リーグ戦）ブロック予選を５位で終えた早大女子ラクロス部。２部のブロック予選を２位で突破した、一橋大との入替戦に臨んだ。序盤から早大が試合のペースを握り６－１で前半を終えると、後半も攻撃の手を緩めずに快勝を収め、１部として力の差を見せた。

試合に勝利し喜ぶ一同

　第１Ｑ（クオーター）、序盤から早大が攻め立てる。最初のドローを取るとそこから相手陣内でつないでいく。一度は相手ボールになるも、相手のミスを逃さず奪い返してＡＴ櫻井あか里（商４＝東京・早実）が決め、幸先よく先制した。直後に失点を許すもその後は再び攻めの時間が続く。何度か相手Ｇ（ゴーリー）に阻まれるも、ＭＦ川崎ひかる（法４＝東京・立川国際中教校）がノールックでゴールに流し込み勝ち越し。さらに相手のミスからボールを奪い、櫻井のこの日２点目となるゴールで追加点を挙げた。第２Ｑも同様に早大の時間が続く。序盤から相手陣での攻撃が続き、まずはＭＦ木村彩乃副将（法４＝東京・早実）が得点。さらに、ＭＦ田中美亜（スポ２＝東京・国立）、ＡＴ松本彩雨（商４＝兵庫・鳴尾）が連続で得点し、一橋大を突き放した。

この日２得点の活躍をしたエース・櫻井

　後半も早大は勢いを落とさない。第３Ｑは序盤に１失点はするも、ＡＴ上野美桜（国教３＝東京・立川国際中教校）、田中が得点し、さらに突き放す。最終第４ＱはＡＴ拝原花歩（政経３＝東京・早実）が得点。また上野が連続で得点し、ハットトリックを決めた。そして残り５分になると、ここまでケガで出場できていなかったＤＦ池崎真佳（商４＝東京・早実）が出場し、フィールド上に４年生全員がそろう。その後も川崎、木村が得点し、最終戦は計13得点で快勝を収めた。

川崎のゴールで喜ぶ一同

　最終戦を快勝で飾った早大。入替戦に進んでしまったものの、山本が「圧勝した試合で締めくくれたというのはほんとに良かった」と語るように、最後は笑顔で終えることができた。『ファイナル４進出』という山本組の夢は後輩たちに託された。先輩たちが達成できなかったファイナル４進出、そして日本一を成し遂げるべく早大女子ラクロス部は戦い続ける。

（記事　田中駿祐、写真　飯塚南月、横松さくら）

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