【連載】『Achieve~日本一を達成せよ~』 第4回 山口俊×丸山卓郎×吉冨剛

男子ラクロス

 早大ラクロス部の強さには、チームをまとめ上げるリーダーたちの存在が不可欠だ。各ポジションリーダーのAT山口俊(国教4=神奈川・湘南)、MF丸山卓郎(スポ4=埼玉・県浦和)、DF吉冨剛(商4=千葉・東邦大付東邦)の3人に、これまでの関東学生リーグ戦(リーグ戦)を総括していただくとともに、日本一へ向けての意気込みを伺った。

※この取材は10月23日に行われたものです。

「一戦一戦目の前を大切にする」(丸山)

早大ラクロス部を引っ張る3人(左から吉冨、丸山、山口)

――リーグ戦(関東学生リーグ戦)のブロック戦を終えられましたが、振り返っていかがですか

山口 とりあえずファイナル4進出を決められたことは正直ほっとはしています。ですが、皆さん知っている通り、途中で明治大学に負けたりだとか、最終的に社会人チームを倒して日本一になるというのが今シーズンの自分たちの目標でありながら、学生相手にまだまだ圧倒できない部分があったなと感じています。(明大戦での敗戦は)最終的には良い分岐点だったと言えるように、しっかりこれからチームを立て直して日本一に向かってやっていければと思います。丸山君はどうですか?(笑)。

丸山 そうですね。やっぱりことしのチームは追い込まれないと良くも悪くも力が出ないというところがあるので、途中で明大戦に負けたこともありますし、中だるみみたいなこともありました。そういうのをきっかけにチームとしてはファイナル4までに上がってきているとは思うので、これからさらに詰めていこうかなというところです。

吉冨 ファイナル4進出が決まったということは良かったことで、その中でケガ人とかも多くて、多分フルメンバーでやった試合が一回もなかったと思います。それでも下級生を含めながら、戦ってこられたということは結構プラスなんじゃないかなと。下級生の経験ということに関しては良かったなと思えています。まだ詰めなければならないところはいっぱいありますが、そこ(下級生の経験が積めたこと)はプラスに捉えています。

――明大戦での敗戦は気持ちの問題があったのでしょうか

山口 無かったとは言えないですね。自分たちはもちろん一つ一つ勝っていこうという気持ちはあったんですけど、その一つ前の一橋大戦が自分たちのヤマだという話はしていて、そこに比較的大差で勝って、あとリーグ戦二ついくか、という流れがあったのは否めません。少なからずそれぞれの心の中で慢心というのがあったのが事実なのかなと思います。丸山君は慢心はありましたか?

丸山 そうですね。やっぱ大一番の一橋大戦に勝ったところで、チーム全体としてまだ2試合残っているのに、ファイナル4に向けていこうみたいな感じになってしまったので、そこ(明大戦)で一戦一戦目の前を大切にするということを改めて気付いたかなと思います。

吉冨 一橋大戦に勝ったのもあったんですけど、一橋大戦の前から正直練習中とかの雰囲気が良くなくて、その中で一橋大にいい感じに勝っていしまって、それからさらに自分たちに慢心が生まれてしまったというのがありました。自分は、負けたことは良くないんですけど、そこから明治大学に負けてしまったということで雰囲気も変わりましたし、(負けたことは)悪いことではありましたが、いま考えてみると、良かったかなという風に思います。

――下級生のお話がありましたが、下級生で注目する選手はいらっしゃいますか

山口 お昼ごはん食べながらこの質問出るなって話してました(笑)。

一同 (笑)。

山口 せっかくなので、自分から誰から話すか指名していいですか?(笑)。じゃあ、卓郎君からで。

丸山 急に仕切り出した(笑)。下級生なあ…。やっぱりここはあえてというか、佐藤大(スポ3=東京・調布北)なんですけど、もはや誰もが疑いようのないチームの中心です。あれだけ一人で状況を打開できる選手は、峻希(畑田主将、スポ4=福井・若狭)という存在もあるんですけど、それともう一人。MFでチームの状況を変えられる人はすごい貴重だと思うので、すごい頼りにしていますね。

吉冨 風格が違うよね。

丸山 オフェンスももちろんですけど、ディフェンスも。理想のMF像というのを体現してくれているので、今後も期待しています。

吉冨 自分はやっぱり矢野博(商3=神奈川・逗子開成)と黒瀬(聡志、政経2=東京・錦城)に頑張ってほしいです。矢野に関してはずっと試合に出ていて、すごい頑張ってくれている部分もあるんですけど、やっぱりまだ自分の弱みとかを克服し切れていないのかなといのがあります。ちょっとずつ良くなっているし、最近はやる気も出てきているのかなと思うので、もっとファイナル4とかではなくて社会人とかを見据えたレベルでやってほしいなと思います。黒瀬に関しては、最近試合に出るようになってきて、個人技術の部分で成長が見られるようになってきているので、あとはフィールド感覚とか、いつも言っていることがあるんですけど、そういうところをもっと詰めていってくれれば本当にいいプレーヤーになるなと思っています。2年生なんですけど、力を借りてやっていきたいなと思っています。

山口 自分も3年生で同じポジションの篠崎大雅(スポ3=栃木)に頑張ってほしいと思っています。多分ことしのリーグ戦で畑田と並んでチームで一番点数を取っていて、チームの中心選手であることは変わりないです。きょねんから一緒にAチームで同じポジションでやらせてもらっていて、練習中から一緒にプレーする時間も長いですし、ラクロス以外でも焼き肉を食べに行ったりだとか割と接する時間が長い後輩のうちの一人なのかなって。練習中もチームのムードメーカーと言いますか、3年生
の中でも声を出してくれて、一緒にやっていてラクロスが楽しいというか、一緒に頑張ろうという気持ちにさせてくれます。そういった意味で一緒にフィールドに立っていて頼もしい存在だと感じているので、ここからプレーオフでタフな試合が続いていくと思いますが、大雅の力を借りて、一戦一戦勝っていけるように頑張っていきたいと思います。

――先輩、後輩は分け隔てなく接しているという感じなんでしょうか

吉冨 断トツ。(山口選手は)自分からちょっかいを出していくんで。

山口 正直うざいなと思われているんだろうなとは(笑)。まあ、それもチームの団結力と言いますか(笑)。練習中は結構厳しくすると思うんですけど、オンオフの切り替えは個人的には大事だなと思っているので。自分は後輩が好きなので、結構仲良くやって、練習はけじめをつけるというようにやっていければなという考え方です。後輩がどう思っているかは正直分かんないですけど(笑)。いまのところ仲良くさせてもらってるかなと思うので、この良い関係を継続して、ラクロスも一緒に頑張っていければ良いなと感じますね。お二方はどうでしょう?(笑)。

吉冨 マルはあんまり後輩と絡んでなくない?

丸山 自分はまあ、しゃべんないっす。

一同 (笑)。

山口 その一言で終わっちゃうじゃん(笑)。

吉冨 仲良い後輩とかいる?

丸山 仲良い後輩…。別に話す時は話しますよ!

一同 (笑)。

丸山 あ!でもフェイスオフもやっているので、朝早くから集まってやる少ないユニットなので、その中でしゃべったりしますけど。内藤壮志(政経2=埼玉・早大本庄)とか、矢野とか。

吉冨 俺も後輩で言えば多分博かなあ(笑)。俺も俊と結構逆でそんなに後輩と仲良くするタイプではないので。キャラ的にそんなに…。俺は本当はしゃべりたいんですけど!ここちょっと言いたいんですけど!(笑)。

丸山 それはみんな一緒だよ!(笑)。

山口 剛は結構言ってるんですよ。

吉冨 あんまり自分から言うのは嫌で。向こうも俺のこと怖がってあんまり言ってこない感じなので、ちょっとこれを機にどんどんしゃべりかけてほしいです(笑)。アピールさせてください。

丸山 しゃべってるよ、割と。

山口 「いまのは違う」ってはっきりプレーを指摘するから、「剛さんはちょっとこええ」みたいな感じなのかなと思っていたら、結構最近普通に後輩としゃべっている印象です、個人的には。

吉冨 うれしいです(笑)。

山口 さっき言った仲良くなりたいというのは、太字かなんかで書いといてあげてください(笑)。

FOとしてもチームの勝利のカギを握る丸山

――皆さんは各ポジションのリーダーをされていると思いますが、それぞれのポジションを振り返っていかがですか

吉冨 ディフェンスはそうですね、思ったよりも機能しているという印象はあります。昨年のロングの先輩たちがうまかったので、その人たちが抜けてしまって、自分たちの経験値が浅い中でそのようにチームをつくっていくかというのが悩んでいたところです。しっかり自分たちのかたちというのがつくれてきて、大量失点をあまりしないようなチームづくりができたのではないかなと思います。内容がめちゃめちゃ良いというわけではありませんが、結果として数字は良いものを残しています。明大戦は7失点してしまったのですが、基本的に5点以内に抑えられているので、そこは結果としては良いかたちだと思います。あとは最後のところを詰めていきたいです。

山口 オフェンスはシーズン通して目標ではないですけど、大体目安として15点は1試合取りたいという話はしていました。最終的に社会人を見据えて戦っていく時に、社会人相手にはディフェンスも守るにはある程度限界があって、その分オフェンスが取らないといけないというのがあります。その中でリーグ戦で2桁に点数が乗ったのは東海大と一橋大の2試合で、あとは全部1桁だったと思います。まだまだ得点力が伸びていないというところがあって、要所要所フルフィールドとかでは良い取り組み方ができていると思いますが、特に第4クオーター(Q)である程度リードしている時の戦い方に詰めの甘さが出ています。武蔵大戦も顕著だったのですが、最後の最後に雑なプレーが出てしまって、点を取り切れるところで取り切れなくて、点を取られてしまうというシーンがリーグ戦の中にはありました。この先社会人と戦っていく時に、そういうミスを出せば一気に流れを持っていかれそうだなと思います。詰めの甘さというのがまだまだだなと思っているので、まずは15点をきちんと取り切る。そのためには詰めの甘いところをしっかり改善していくというのがポイントだと思います。

丸山 MFもやっぱりオフェンスの部分でもっと得点力のあるプレーをしていかないといけないのかなと感じました。さっきも言ったように、一人で打開するような選手が大以外にも出てきていいと思います。MFは特殊なポジションだったりするので、もっとチーム内でコミュニケーションを取りたいです。MFが中心となって、チームを盛り上げるというのも役割で、やることはいっぱいあるので、どんどん仕事量を増やしていきたいなと思っています。

――丸山選手はフェイスオフもやられていますが、大変ではないですか

丸山 リーグ戦はほとんど自分が出たんですけど…。フェイスオフは一瞬の勝負なので集中力が必要です。自分でMFとして出た後にすぐに切り替えるというところで、しっかり意識することは意識するというのは大事だと思います。そういう面では、ここまでリーグ戦を通して80点くらいかなと。ちょっとまだまだ速く取り切ったり、もっと良いかたちでオフェンスにつないだりというのをやっていきたいと思いますね。80点…いや70点かな。

一同 (笑)。

吉冨 80点だと確かに満足してるみたいだね。

山口 70点にしておこう(笑)。

――リーグ戦を通して感じた昨年と違う今季チームの特徴はなんでしょうか

山口 きょねんは自分は下級生という立場だったので、風通しはきょねんよりは良いのかなと感じています。きょねんどうしても後輩という立場から意見を言うというのは難しかったのですが、ことしは峻希を中心に下級生の意見をしっかり出していこうという話は常にしています。下級生から発信してくれる機会があって、そういうのが同じポジションでプレーをしていく上で、大切なことだと思います。

丸山 きょねんよりは間違いなく下級生が活躍していると思います。きょねんは4年生が多くて、各ポジションにしっかり(エースが)いたというのがあったと思います。ことしは4年生はもちろんちゃんとやっていますけど(笑)。各ポジションで下級生でもチームの中心となれるような選手がいて、その中で4年生も刺激を受けています。下級生は結構チームに影響を与えていますね。あとはこの試合で勝たなきゃという時はしっかり発揮できるんですけど、いまの4年生の新人戦の頃からなぜか、うーんなんか曖昧。気が抜けちゃうどっかで。そこで駄目な試合があって気付くというのが続いているので、ほんとは駄目なんですけど、そこをどう締めていくかというのが課題ですね。気が抜けちゃうのが特徴…。

吉冨 峻希のカラーだと思いますが、割と声を出したりというのが特徴だと思います。きょねんとかはムードメーカーみたいな存在がいました。そういう人たちが盛り上げてくれたという感じだったのですが、ことしはムードメーカーが一人明確にいるわけではないですし、峻希が全員で声を出して盛り上げるものだからというタイプなので、しっかり練習中からもやっていますし、意識しているところではあります。

「意見を言い合える」(吉冨)

鉄壁のDF陣をまとめる吉冨

――お互いの試合での印象はどうですか

山口 そうですね…まあ難しいんですけど、吉冨からいくと、とりあえずいるだけで安心感はあるかなというのがあります。ことしのDFリーダーということであって、DFは共有すべきことをちゃんと共有できないと守れないというのを剛がよく言っているんですけど、その中で剛がDFのメンバーにいるかいないかだけでだいぶまとまりとか安心感とかっていうのがあって、やっぱりどこかで違うなというのを感じています。本当にザ・リーダーというのが自分のイメージなんですけど。プレーや、とりあえずラクロスに対する姿勢、練習での後輩に対するアドバイスなどすべての面において本当にしっかりやっているDFリーダーだなというのが自分のイメージです。やはり試合でも必要不可欠な存在というのが自分の吉冨に対する印象です。丸山くんに関しては、正直…

丸山 何それ(笑)。

山口 ちゃんとありますよ(笑)。正直多分一番試合中きついのマル(丸山)じゃないかなっていうのは本当に感じていて。そもそもMFってATやDFに比べて試合の状況にもよるんですけど一番フィールドを縦横無尽に駆け回って運動量が多いポジションでありながら、一番始めのフェイスオフをほぼ全部、9割10割マルが担当するというかたちで、試合が進んでいって、それがいくら暑いときだろうが寒いときだろうが関係なくずっとマルがやっているので。あんまりマルって体力的にエグっているとか見せないというか、全部のプレーをひょうひょうとこなしているイメージがあって、そこに関しては単純に凄いなって思っています。結構自分はATでマルとかみたいに動くわけじゃないんですけど、試合中すごいエグっていたり、最近リーグ戦でやたら第4Qになると足がつり始めて他の人に代わってもらったりとかふがいないことがあるので、そういう意味では(マルは)すごいなというのを実は感じていました。つくったわけではなく、結構本音です。

丸山 剛はやっぱ存在感があるなという感じですね。一緒に練習していても剛がDFで入っているのと入っていないのでオフェンスしてる時の圧とかが違いますし、同じDFをやってる時でも発する声、コミュニケーションの量とか指示出す声とか全然違いますし、そういう意味では存在感すごいんですけど、決して派手なプレーヤーではないですね。もう一人DFの中心として副将の吉田茂高(教4=東京・早実)っていうのがいるんですけど、あいつは結構ガンガンプレッシャー入れたりしてあいつのボールで誘ったりっていうプレーがあるんですけど、それと対極みたいな感じで剛は安定でどっしりと構えていて、DFを統率している感じです。どっちも大事だとは思うんですけど剛はそういう意味での存在感というか。ほんと安心して見ていられるプレーヤーだと思います。俊もやっぱ安定感という意味では同じような長所があると思っていて、それにプラスして俊の場合はシュートですよね。俊のゾーンというのがあって、あそこから打つシュートというのは安心して見られる、絶対決めてくれるという安心感があるので。プレーの安心感は違いますね。

山口 個人的にリーグ戦ではゾーンからシュートを一回も決めてないので(笑)。そこが自分としてはリーグ戦5試合終えてもどかしい部分なので、しっかりファイナル4で丸山がお話していた自分のゾーンから点を取れるように頑張っていきます。

吉冨 マルはさっき俊も言っていた通り、FOとMFのセットの両立をやっているのがすごいなと思っています。結構ワセダは専任のFOか、FOとMFの兼任かが代によって違うんです。2年前に自分もリーグ戦に出させてもらっていた時もFOとMFのセットで兼任でやっていた人がいたんですけど、その時は2人で回していて、2人でFOをやってMFもやっていました。それでも結構きつそうだったし、割とFOとMF兼任するのは大変なんだなと思っていた中で、ことしは丸山くんが一人でやっているということで(さらに大変だなと)。体力的な面ももちろん大変でしょうし、そのセットの中でもいかにFOに影響与えないようにとかオフェンスにもしっかり絡めるようにとか結構バランスみてしっかりこなしているというのがすごいなと思っていますね。俊に関しては俊もやっぱりバランス取れているなと思っていて…バランスばっかりだな…。3人割とバランス系ですね(笑)。オフェンスは峻希っていう絶対的な存在がいて、峻希はすごいワーワー言ったりする場面もあるんですけど、その中で俊はバランス見て峻希の言わないところで言ったりとかチームの戦術とか統率とかいったところは俊がやったりします。あとは峻希との連携ができているんじゃないかなと思っています。二人とも仲良いというのもあるんですけど、峻希から俊にパスが出て決めるというのは、一橋大戦の1戦目とかもやっぱり見てて一番決まりそうだなっていう安心感がありましたね。自分の中で、点を取るときこの人がとってくれるとうれしいとかこのパターンでとってくれると嬉しいみたいなのがあるんですけど、その中のうれしいパターンの中の一つであったりするので。そういうコミュニケーションとかも(峻希と)とれているのかなという印象はあります。

――お互いの普段の印象は

丸山 これ来たね(笑)。

山口 剛も言ってくれたんですけど同期でこの人とは気まずいとか居心地悪いとか(いう人が)いなくて、本当に誰とでも結構いられるっていうのが自分では自分の長所かなと勝手に思っているんですけど。その中でも自分は剛といる時間が長くて、1年生の時から割と剛とよく話して、結構練習終わると二人で東伏見周辺でお昼ご飯を食べたりすることが結構多くて。そういった中で感じるのは、剛は意外とラクロスもプライベートもしっかり充実させてるなと。自分の中で自分のスケジュールに基づいて動いてるなというのが四年間の印象なんです。自分とかって家帰って何もないってなると絶対だらだらしちゃうんですよ。でも彼は、例えば渋谷に映画見に行ったりとか、今学期は単位ほぼ取れてるけど最後だしって言って結構授業入れてみたりとかして、家であんまりだらだらと非生産的な時間を過ごしていること少ないのかなって。

吉冨 いや、あるって(笑)。

丸山 先週はドラマ(笑)

山口 そうだ(笑)。くだけた部分もあるよというのをお伝えしたいんですけど、意外と普段は見せないおちゃらけた部分も自分と二人でいると結構あります。

吉冨 意外とかまちょ(笑)。

山口 意外とかまちょだなって(吉冨が)自分で言うだけある(笑)。意外と後輩とあんまり仲良くしゃべらないイメージがあるって話はしたと思うんですけど、結構後輩からいじられても割とニヤニヤしてるんですよ。なんかこれはこれでいいなみたいな感じでいたりとか。自分は結構一緒にいて楽しいなというのが印象としてあって、なおかつ、いろいろ見習わなければいけない部分もあるなって。もう少し自分も普段生産的に過ごしてみようかなと思いますね。

吉冨 いやいや。時間無駄にするのが嫌いなだけで。なんかこう1日の予定とか立てておきたいみたいな、部活終わったあとに時間があるんだったらじゃあきょう何をしたいみたいなところをざっくりとでも決めておきたいというのがあるだけなのでそんな別に生産的とかじゃないです(笑)。

山口 マルに関しては、結構オフ前ってラクロス部って朝の練習なのでオフ前日の夜が一番ゴールデンタイムというか、大事だなっていうタイミングなんです。そこで飲みに行ったりとか、多分いろいろ(やることが)あると思うんですけど、マルにオフ何したのって聞くと何もしてないって毎回言うんですよ(笑)。で、絶対この答えって変わらなくて。例えば今回はどこどこ行ったとか一回くらいあってもいいかなと思うんですけど四年間本当に聞いた限り俺ほんと何もしないよ、って。ある意味自分のペースがあってしっかりラクロスやるときはやるけど、ラクロスじゃないところでは脱力したりとかっていうイメージです。ただ自分は結構マルにも一方的に話しかけるので、マルとも二人でいて喋ることが他の人に比べると多いですね。

丸山 いや誰とでもそうでしょ(笑)。

山口 まああれですけど甲乙つけがたい。結構自分はマル好き…好き?

丸山 好き、じゃないよ(笑)。

山口 ちょっと気持ち悪いな(笑)。そうですね、まあいいやつだなと思いますね。結構この三人の対談、割とこの三人しゃべる方なので良かったなって。

丸山 お分かりの通り、俊は本当にしゃべりすぎっていうのと、あとはラクロス好きすぎ。暇さえあればラクロスの動画見てます。自分でYou TUBEで見たことないラクロス動画はないって言っているくらいなので。相当好きなんだなと。でそれを延々とに俺らに見せてきます。

山口 ひと昔前のことですよ(笑)。いまだいぶ落ち着いたから(笑)。

丸山 それかひたすらしゃべるかどっちかなんですよ。まあ本当見たまんまだと思います。誰とでもしゃべれる、みたいな。あとよく食べます。これは部員に受けるやつなんですよ。剛はそうですね、意外と二人でご飯食べるのが剛とは多くて、部員の中でもトップクラスで多いです。

吉冨 まじ?トップクラス?やった(笑)。

丸山 自分だけ帰る方向いつも逆で、一人寂しいときに剛が結構声をかけてくれて。優しい。

吉冨 俺結構上から(目線だな)(笑)。

丸山 誰かとご飯食べたいなと思っているとき、いつも声をかけてくれる存在なんです。あとは意外と共通の趣味がある。

吉冨 ありますね。

山口 教えてもらってもいいですか。

吉冨 ドラマの『相棒』。

山口 あーそうだ。

丸山 ドラマの『相棒』が好きという共通点がありますね。あと剛くんは『相棒』に限らずテレビドラマが結構好きで、月9のキュンとするのを見たりするという意外な一面があります。

山口 最近だとなんだっけ。『恋仲』か(笑)。一回近場でラクロス部同士で集まっていたときも『恋仲』が始まる時間を気にしてたんですよ(笑)。あと30分で始まるよとか。剛に合わせて家帰ったよな。(吉冨は)リアルタイムで見たい派なので。

吉冨 (家では)録画ができないんだよ。(自分が)すげー印象になってるな(笑)。

――今もしっかり見られてますか

吉冨 そうですね(笑)。結構ドラマは見てますね。この前始まった、月9で松坂桃李と木村文乃のやつもしっかり見てます。

丸山 剛、確かに木村文乃好き(笑)。

山口 一回ツイッターでつぶやいてました。木村文乃かわいいなって(笑)。

吉冨 俊はマルも言ってたんですけど、よく喋るし、誰とでも仲良いですね。たまにいるクラスの誰とでもしゃべれますみたいな、本当にそういう人間だと思うんですよ。誰とでもコミュニケーション取れるし、それって結構難しいと。なかなか気が合わない人もいると思うし、ちょっとまあ嫌いじゃないけどなんとなく違うなって人もいると思うし。そういう人(が俊にいるのを)本当同期で見たことないし、後輩とでも凄く仲良くできるのはやっぱりすごいなと思うので。あと先輩ナメるのがめちゃくちゃうまいなって思います。なんていうんですかね…本気でナメてるわけじゃないですよ。こうちょっと見せかけのナメでおもしろおかしくする、いいコミュニケーションの取り方みたいな。ちょっとイジるみたいな感じでやったりとかするんでそういうのうらやましいなと。そういうスキルあるのいいなと思ったりとかしましたね。コミュニケーションが取れるなって思ったりします。マルはそうですね…確かに飯一緒に食いに行くのは自分が結構マルと喋りやすいからっていうのもあるんですけど、マルは(ドラマの)相棒のイメージと西武ドームに野球観戦に行ってるかなという(イメージがあります)。

丸山 いろいろ見に行くのが好きなので。

吉冨 あと見た目真面目なのに意外と勉強しないっていうギャップがありますね。最初1年生で入ったとき、(丸山は)結構真面目そうで、単位はしっかり毎学期20単位ずつとってますっていうイメージだったんですよ。でも最初から10単位落としたりしていて。意外とラクロス以外だと不真面目な部分が出るっていうイメージがありますね。

山口 確かに。それは間違いない。

吉冨 でもラクロスはめちゃくちゃ真面目で真剣で熱くてすごいんですけど、それから離れちゃうとちょっとあれって(笑)。意外と、というのはある。

山口 マルってそういう感じだよね。

丸山 ギャップじゃん(笑)。

山口 そういうこと自分で言っちゃうやつなんですよ。全然省みないので。

――オンオフがちゃんとできてるということですか

丸山 そうですね。それは結構意識しちゃう。

山口 意識しちゃってる(笑)。

――ラクロスを始めたきっかけを教えて下さい

山口 自分は高校でバレーボールをやっていたんですけど、ちょっとそこが不完全燃焼だったなというのがあって。そういう思いがありつつも大学入学するときは意識高い系の学生になろうかなと思っていました。国教なので留学も行くし。ちょっと真面目なサークルに入っていろいろ社会勉強しようかなと思っていたんですけど、入学式の時の勧誘で、当時の2つ上の先輩に部活興味ない?みたいな感じで声を掛けられて。感じの良い人たちだったので、話を聞いているうちに(新歓)ブースに連れていかれて、これラクロスっていうスポーツなんだけど(と言われたときに)ああラクロスか、別のスポーツかっていうイメージだったんですよ。(ラクロスは)正直女の子のスポーツっていうイメージしかなかったんですけど、初めて映像を見たときにヘルメットとか防具とかしっかりつけて、激しいスポーツは何だ、なんか面白そうだなというのが第一印象としてありました。で、日本一を目指してるっていう熱い話をしてもらったときに、やっぱり大学最後で4年間何か自分が本気で打ち込めることがあるに越したことはないなという気になって、そこで改めて自分自身が(そういう気持ちに)なって、朝は早いけど本気で頑張りたいなという気持ちが出てきたのが入部したきっかけですかね。

丸山 自分は新しいことを始めるのが好きなので。高校のときも、それまでやっていたサッカーを辞めてカヌーというマイナーなスポーツをやっていました。大学で何やろうかなと思っていた時に、やるからにはガチでトップ目指したいなって。で探してたらラクロスがあったっていう。

吉冨 自分も日本一を目指せるところと、みんな大学から始めている、スタートラインが一緒というのに惹かれました。今まで部活をやってきた中で日本一を本気で目指せるレベルまで行ったことはなかったんです。大学入って何やろうと思ったときに、大学からスタートして部活として日本一を目指せるというスポーツはラクロス以外あまりないかなと思ったので。その大学4年間の頑張りで日本一を目指せるというところに魅力を感じて始めました。

――高校までのスポーツ経験は今どのように生かされていますか

山口これはエピソードがあるんですけど(笑)。新歓で自分が1年生として行ったときに、1年生6人くらいのテーブルに先輩が1人ついてくれて、ラクロスってこういうのだよって話してくれる会があったんです。確か剛と一緒だったんですけど。先輩が1人ずつ(やっていた)スポーツを聞いていったんですよ。君何やってたのーって(笑)。サッカーだったらフィールド感覚も養えるし、ハンドボールだったら肩強いからシュート早くなるし、バスケだったらドリブルしてるからダッチいけるよって感じで。で自分の番になって、バレーボールですと言ったとき、(その先輩が)ああバレーボールか、と言って終わったんですよ。(それを聞いたとき)自分の4年間終わったな、と(笑)。バレーボールから直接というわけではないんですけど、高校の時の部活が100パーセントガチじゃなくて、不満だったんです。ただ途中でやめるのも自分は性格的に嫌なのでそれだったら自分をどれだけ追い込もう、と。練習ないときに走りこみしたりとかってガッツじゃないですけど我慢強さというのは高校でわりと養ってきたのかなって振り返って感じるのがあります。それはラクロスでも(生かされていて)、実際20分×4というのは体力的にも厳しいスポーツだと思うんです。けど、そこで(高校で養った我慢強さが)生きているんだろうなと。そこで高校のときに妥協していたら多分いまのようなかたちではできていないなと感じる時もありますし。そういった部分で高校のときにメンタルの意味では少しこう力をつけられたというか、つながっているのかなと思います。

丸山 あるとしたら筋力トレーニングはずっとしてたので体幹の強さとか、そういうのは(ラクロスは)コンタクトスポーツなので生かされているなと思います。他にあるとしたら部活とは違ってきますけど、高校の時からスポーツ系の栄養学とかトレーニング学とか好きだったので、高校のときも部活に生かそうとして見てたりしたので、それでスポ科に入ろうと思ったし、今の部活にも生かせていると思います。

吉冨 自分はハンドボールなんですけど、一番はシュートかなと思っていて、自分はDFで残念ながらシュート打たないんですけど、佐藤(大、スポ3=東京・調布北)と吉田崇(創理4=神奈川・鎌倉学園)という4年生の選手がいるんですけど、結構シュートうまく決めるなと。ハンドボールってシュート打つときってジャンプして打つんですけど、人によりますがあんまりジャンプして打つ人がいないんですよ。けどいきなり自分たちがハンドボールくらいにジャンプして打つと(点が)入ったりしますし、そういうのって今までの感覚みたいなのが結構生きているのかなと思ったりします。あとは対人が結構ハンドボールは接触が多かったりするので、接触に慣れているというところでもハンドボールやっている人は有利なんじゃないかなと思っています。結構歴代のワセダの先輩見ていたりしてもハンドボール出身で活躍している人もいますし、ことしの選手でもハンドボール出身がいっぱいいたりとかしたので、意外とラクロス向きなスポーツなんじゃないかなと勝手に思ったりはしていました。

――ことしの4年生のカラーは

吉冨 2つ上(の先輩)はラクロスに対してもがっつり、めちゃくちゃ厳しい。1つ上は凄く仲がいいという明確なイメージがあったけど俺らは何だろう。あ、さっきマルが言ってたんですけど、ラクロスに関して言えば気合いが入るのが遅い。欠点というか、でも入った時は強いっていうのはいいことなんですけど、(気合いが)入るのが遅いっていうのはやっぱり良くないことかな、と。これからギア入っていくと思うんですけど、そこはカラーといえばカラーですかね。

山口 後輩に聞くといまの4年生さん仲良いと言われるんですけど、それをうちの学年のカラーと言うのはまたちょっと(違うな)…何かが足りない気がする。いろんな人がいるのが事実で。いろんな人がいる中でしっかりチームとしてコミットしようという感じはあるのかなと。自分がいろいろしゃべっちゃうからそういう感じはあるのかなと思うんですけど。

吉冨 でも分け隔てなく誰にでも意見を言い合える(のはある)。

山口 どの代にも絶対的な存在というのがいて、この人には文句言えないや、という人がいるんです。ことしは峻希という絶対的な存在がいる中で、でも峻希に対して引け目を感じるとかは特になく、うまいことはうまいんですけど、普通に言うことは言うし、チームとしてやっていく中で大切なことじゃないかなと思うので、その点は割といいんじゃないかなと思いますね。

山口 結構納得だわ。それだ。

――カラー見つかりましたね(笑)

山口 見つかりましたね(笑)。オン・オフどっちでも気を遣う人が毎回(どの代でも)いるんだよね。俺らの代は(そういう人が)いないし、オン・オフも割と(区別できている)。ラクロスのことをプライベートに引きずったりはしないし、そういう意味では良い学年なのかなと。卓郎君はそれでいいの?

丸山 うん。

山口 あとはこの記事を読んだ他の同期が何というかだね(笑)。違くね?とか言われるかも。

「自分が活躍してチームが勝つ」(山口)

AT陣の中核としてチームを担う山口

――ファイナル4は早慶戦となりますが、どのように戦っていきますか

吉冨 ディフェンス側から言えば、ケイオーはディフェンスにかなり特徴があって、自分たちからするとちょっと違うかなと言うイメージはあります。早慶戦(早慶定期戦)の時にもしっかり対策はしたのですが、いままでは自分たちの力をつけて自力で勝っていこうという感じだったのですが、ファイナル4はもちろん自分たちの力で勝っていかないといけませんが、相手の特徴をしっかり把握してそれに対したディフェンスというのをしっかり敷いてやっていきたいと思っています。

山口  オフェンスから見てもケイオーのディフェンスには分かりやすい特徴があります。それに対してそう攻めるのかというのは武蔵大戦が終わってから11月3日まではしっかりやっていこうとしています。自分たちにとって早慶戦というのは特別な試合ですし、早慶戦はことし4年ぶりに勝ったとはいえ、やはり一番油断できない学生であるのは間違いありません。勝ち切れるように練習していきたいと思います。

丸山  プレーオフ初戦で、ここからは相手の力も含めて、全然違ってくると思うので、気持ちの面でもしっかりゲームしていきたいです。練習でも試合を想定したものをやっているので、そういうことをしっかり詰めて、ファイナル4の舞台に立った時に自分たちの力が出せる準備はしていきたいと思っています。メンタルの部分も詰めていきたいです。

――ここを見てほしい!というプレーはありますか

山口  自分は右利きなんですけど、左でシュートを決めるのを自分の中ではイメージして試合に入っているので、そこのシュートがリーグ戦でできていないです。決め切るというところは見てもらいたいです。自分が点を取らないと自分的には始まらないので、いくら試合に勝っても悔しい気持ちが上回ってしまうタイプの人間なので、そこを見てもらえたらありがたいです。

丸山  自分はフェイスオフですかね。自分のプレーから試合が始まって、全ては自分から始まるので、良いかたちでチームに流れを持ってくることができれば、どんな試合でも自分たちのラクロスができると思います。どの試合でも責任感を感じているので、その中で結果を出せればと思います。自分からチームに良い流れを呼び寄せたいと思います。

吉冨  二人は明確なのがあっていいなと思うんですが(笑)。自分が自信のあるところはオンボールというところだったのですが、オンボールは見えないところなので、多分見てくださる方には分かりづらいかなと思います。そこで自分のDFリーダーとしての力を出せないと、流れが悪くなってしまうかなと思うので、一対一で負けないというところと、ボールを相手から奪うというところを自分から率先してやっていきたいと思います。そこがワセダの強みの源泉だと思うので、そこの強さというのをしっかり見ていただきたいなと思います。

――4年生ということでいままでと懸ける思いは違いますか

山口  そうですね。それは間違いないことです。きょねんももちろん先輩方の引退が懸かった試合で自分もベンチ入りして、緊張というのが大きかったのですが、いよいよ自分たちが一回でも負けてしまえばその時点で終わりなので、緊張もします。個人的にラストイヤーということで変わったことは、仮に自分が試合で活躍しても、勝てないと何となくもどかしいですし、逆に試合に勝ったとしても自分が得点を取れなかったりするともどかしい。自分が活躍してチームが勝つということが、きょねんとは違うところです。自分が活躍した上でチームが勝つということができるように、やっていきたいです。なので、すごい緊張はしています。そこでいかに実力を出せるかなので、しっかり練習していきたいと思います。

丸山 きょねんはまだ先輩がいたので自分の実力を出せればいいとは思っていたのですが、ことしは自分のプレーで引っ張っていかないといけなかったり、自分が全体を見てバランスを取らなきゃいけないという感じです。チーム全体のことを考えているのですが、これからは個人でも打破しないといけない状況もあると思うので、大事なところで4年生だからこそ、自分でガンガン行くという姿勢を見せられたらなと思います。

吉冨 自分で一番大きいのはDFリーダーというところです。昨年、一昨年も試合に出させてもらっていたのですが、それまでは先輩たちが考えたディフェンスの方針に従ってやっていれば良かったのですが、ことしはそこを自分で考えながらやって、チームの敷いているディフェンスに対して、メンバーに対して責任を持たなければいけません。さっきマルが言っていたように自分がやるのは最低限として、周りの選手に叱咤激励(しったげきれい)するのももちろんですし、様子を見てチームをどう勝ちに持っていけるかというのが、一番責任を負わなければいけないところだと思います。その仕事をしっかり全うしていきたいです。

――最後に意気込みをお願いします

山口 いままで入部してから自分は日本一という目標しか見ていませんでした。いままで一度も達成できなくて、それを自分がプレーヤーとしてその目標を達成できる最後のチャンスになりました。ワセダラクロス部部員として自分が貢献できるように一戦一戦強い気持ちを持っていきたいです。(部員)170人を代表しているので、そういった気持ちを忘れずに、最後までやっていきたいです。

丸山 本当に最後の戦いとなりますが、グラウンドに立ってしまえばやるだけだと思います。その前のことはいまからできることはたくさんあると思うので、勝利に向かってしっかりと準備していきたいと思います。

吉冨 学生スポーツをやってきた中で、ここまで負けたくないなという気持ちがあるのは、いまが一番そです。ワセダラクロスというのは先輩方が熱い伝統を築いてくれました。しっかりその伝統を守っていかなければいけませんし、自分の勝ちたいという気持ちに自分自身が応えられるように、練習していきたいなと思っています。

――ありがとうございました!

(取材・編集 茂呂紗英香、後藤あやめ)

丁寧に目標を書いていただきました!

◆山口俊(やまぐち・しゅん)(※写真左)

1993年(平5)12月10日生まれ。身長171センチ、体重67キロ。神奈川・湘南高出身。国際教養学部4年。色紙を書く時には念入りに練習をして臨んだ山口選手。真面目で几帳面な性格が表れていました。そんな山口選手が披露するテクニカルで華麗なシュートに注目です!

◆丸山卓郎(まるやま・たくろう)(※写真中央)

1993年(平5)12月23日生まれ。身長170センチ、体重60キロ。埼玉・県立浦和高出身。スポーツ科学部4年。最近相撲にはまっているという丸山選手。実際に見に行かれることも多く、相撲はフェイスオフと似ていると語られていました。相撲観戦でレベルアップした丸山選手のプレーに目が離せません!

◆吉冨剛(よしとみ・たけし)(※写真右)

1993年(平5)7月21日生まれ。身長180センチ、体重75キロ。千葉・東邦大付東邦高出身。商学部4年。ドラマ好きの吉冨選手。『恋仲』を見るために帰宅時間を合わせることもあるそうです。プライベートも充実の吉冨選手の堅守に期待大です!