第100回関東大学リーグ戦 10月14日 東京・駒澤大学玉川キャンパス
※掲載が遅くなり、申し訳ございません。
第100回関東大学リーグ戦第16節は駒大と対戦。相手のホームに乗り込み、3連戦最終日に臨んだ。立ち上がりから思うように得点できない時間が続き、第2クオーター(Q)以降は相手を追いかける展開となる。5点のビハインドを背負い迎えた後半、早大は11-0のランをつくり逆転に成功。勢いそのままに点差を広げ、63-50で勝利を収めた。
駒大の応援団が声を張り上げるなか、序盤から互いに決めきれない時間が続く。早大はG城戸賢心(スポ2=福岡第一)のスリーポイントで一歩前に出るが、終盤に相手の連続得点を許し12-14で第1Qを終えた。第2Q、石坂悠月副将(スポ4=東京・国学院久我山)がインサイドで得点を重ね相手に詰め寄るが、ハードなディフェンスに阻まれスコアを伸ばし切れず。23-28で試合を折り返した。
後半の立ち上がりも試合のペースをつかむことができず、9点のリードを奪われる。雲行きが怪しくなるなか、早大はF三浦健一(スポ2=京都・洛南)のスリーポイントを皮切りに怒濤(どとう)の連続得点。11-0のランをつくり試合をひっくり返した。第4QもG岩屋頼(スポ3=京都・洛南)の長距離砲とF堀陽稀(スポ3=京都・東山)のリングアタックで流れを渡さない。そのまま試合の主導権を握り続け、63-50で勝利。3連戦を全勝で終えた。
レイアップする三浦
明星大戦の敗北から見事な切り替えを見せ、3連勝を飾った早大。順位を2位にまで上げ、入れ替え戦出場へ一歩前進した。次戦の相手は1巡目で敗れた法大。この日オフェンスをけん引した岩屋は「自分たちのやることをやって一番良いパフォーマンスができれば」と力を込めた。目標の1部昇格へ向け、早稲田らしいバスケットで勝負の一戦に挑む。
(記事 三浦佑亮 写真 大村谷芳)
スリーポイントを放つ岩屋
第100回関東大学リーグ戦 10月14日(VS駒大)
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | |
早大 | 12 | 11 | 20 | 20 | 63 |
駒大 | 14 | 14 | 10 | 12 | 50 |
◇早大スターティングメンバー◇
#0 下山瑛司(スポ2=愛知・中部第一)
#3 高田和幸(スポ3=京都・洛南)
#4 城戸賢心(スポ2=福岡第一)
#6 三浦健一(スポ2=京都・洛南)
#5 堀陽稀(スポ3=京都・東山)
コメント
岩屋頼(スポ3=京都・洛南)
ーー試合を振り返っていかがですか
前半は自分たちのペースができずに駒大のペースで試合が進んでいって皆焦りもあったと思いますが、そこを我慢して最後は早稲田のペースで勝ち切れたのはすごく大きかったと思います。
ーー後半から逆転に成功しましたが、ハーフタイムで話したことはありますか
自分たちは点を取るバスケをメインでやっているので、個人的にも1対1で攻めて点数を取りに行く意識をもっと増そうと話していました。
ーー次の法大戦は重要な一戦となりますが、何か意識したいことなどはありますか
大事な一戦だとは思いますが、個人的にはそこまでいつもと変わったことはせず、しっかりとスカウティングして、自分たちのやることをやって一番良いパフォーマンスができればなと思います。