いよいよ始まる全日本学生選手権(インカレ)。最後は鈴木海斗選手(スポ2=千葉・市船橋)、齊藤司選手(スポ2=愛知・名城大付)、藤尾拓海選手(スポ1=岡山・関西)の3人にお話を伺いました。
※この取材は8月4日に行われたものです。
「良い雰囲気だと思います」(鈴木)
笑顔で話す3人
――この3人は普段どんな関わりがありますか
齊藤 (藤尾選手と自身を指して)ここ2人は寮の部屋が一緒です。
――齊藤さんはどういう先輩ですか
藤尾 優しくて勉強がしっかりできて面倒見のいい先輩です。
――どういう後輩ですか
齊藤 素直で良い子です
――大学の授業について話したりすることはありますか
齊藤 結構各々でとって各々で勉強してって感じです。
鈴木 俺らの学年が結構各々で。コースも違うので。
――春学期が終わりましたがいかがでしたか
藤尾 思ってたよりは楽な感じがしました。もっと勉強が難しいのかなと思ったんですけどやったらできたというか。
鈴木 (齊藤選手に向かって)でもさ2年になったらきつくない?ひとつだけやばい感じのがあって、授業もこの授業で大丈夫かみたいな授業で、尚且つテストもちょっと難しかったです。
――体操をしているとき以外は何をしてますか
齊藤 僕はインドア派だな。
鈴木 アウトドア派なんですけど、行く人がいないみたいな。本当はいろいろ適当に行きたいんですけど、割とインドア派が多くて。
齊藤 疲れをとってる。
藤尾 何もしてないです。
鈴木 高校のときはめっちゃ遊びに出てました、休みの日。
――最近体操部の誰かと遊びに行ったりはしましたか
藤尾 同期と映画を見に行ったりとかはたまにします。天気の子を一緒に見に行きました。
齊藤 俺らはそうでもないな。彼が実家から通っているのであんまり…ね。
鈴木 いや、本当は遊びたいんだけど。
――遊ぶなら何をしたいですか
鈴木 何する?
齊藤 何しよう。
鈴木 インカレのあとさ、温泉行きたいんだけど。
齊藤 じゃあ温泉行こうぜ。
鈴木 3年生が福岡に行くって言ってた。なんか遊びに行くって。
齊藤 じゃあ俺ら2年は温泉に行こう。
鈴木 あとは愛知に行きたいね。愛知に結構美味しいもの多そうなんで。ひつまぶしと手羽先と、あと味噌カツ。
齊藤 味噌カツ美味しいよな。
――今のチームの雰囲気はいかがですか
齊藤 良いんじゃない。俺良いと思うけど。
鈴木 良い雰囲気だと思います。
藤尾 みんながインカレに出る人も出ない人もインカレに向けて練習してるっている感じがします。
――上下関係なんかは高校と変わりましたか
藤尾 大学の方が上下関係とかみんな先輩とも仲良くやってる感じがします
――1年生の雰囲気はいかがですか
藤尾 仲良くなってきてると思います。
齊藤 人数が多いから練習の時間も結構バラバラになってしまってどうしても一緒にいるところをあんまり見ないような気がします。
鈴木 人数が多くてわちゃわちゃしてる感じはあります。
――入部当初からすごく印象の変わった1年生はいますか
齊藤 結構みんな入った時から本性を出すというか、みんな素のままで変わったとかは…。
藤尾 ああ、いました。
鈴木 誰?
藤尾 泰己(山本、スポ1=愛知・名城大付)です。
齊藤 いやあれ最初からああいう感じだよ。
藤尾 しっかりしてると思った不思議系でした。
鈴木 ああ、まあ確かに。
藤尾 なんか1人になりたい、みたいな。プライベートの時間が欲しいって。
――体操部の推しメンを1人あげるとしたら誰ですか
齊藤 俺は竹端(健太郎、スポ2=京都・洛南)かな。良いキャラしてます、技術もあるし。
鈴木 1人決められないな。彼(藤尾)もそうだし彼(齊藤)もそうだし、あとは竹端かな。
藤尾 板倉子龍(スポ1=福井・鯖江)です。見てて面白い。
「なるべくミスなく」(齊藤)
――今季ここまでを振り返っていかがですか
齊藤 1年のとき怪我で何も出られなくて、まだ大学入って1回しか試合出てなくて、東インカレが復帰戦だったんですけど団体で良い経験をさせてもらって。めっちゃ緊張しました。個人的にはまあ良い仕事したなって感じです。
鈴木 僕は去年のインカレ終わった後からあんまりうまくいっていない状態が長引いてしまって、焦りもでてしまっていたんですけど、最近はちょっと吹っ切れてきたかなという感じですね。少しずつ調子が出てきたかなと。
藤尾 僕は高校のときは試合のはこび方とか試合までの練習が下手だったんですけど、大学入ってから試合に向けての準備とか練習が上手くなってきて、技の質とか安定性が少しずつ上がってきているような気がします。大学生になって自分でどんどん考えて練習しないといけなくなって、必要なことを自分で少しずつ見つけられるようになってきてそれが影響しているような感じがします。
――インカレに向けて特に練習していることはありますか
齊藤 基本仕上げているだけでなるべくミスなく細かいところまでって感じです。
鈴木 僕も同じです。拾いきれるところを拾いきるというか。時間もあまりなくて何かを大きく変えるというのは難しいので、今できてることを最後まで詰めるという感じです。
藤尾 僕も全体的に小さいところをとっていけるように練習してます。あとインカレではあん馬で種目別決勝に残ってメダルを取りたいと思っているので、あん馬を少し頑張っています。
――インカレに向けて今調子をすごく上げているなど活躍しそうな早稲田の選手はいますか
齊藤 竹端には頑張ってもらいたい。
鈴木 あと4年生2人には有終の美じゃないですけど、やりきったってなるような演技をしてもらいたいです。
――最後にインカレの意気込みをお願いします。
藤尾 このインカレがはじまりだと思っているのでこれから今の自分をどれくらい変えていけるかもすごく楽しみだし、今回やってきたことを次に生かすためにも今回のインカレは道だと思って次のためにちゃんと考えてやりきりたいと思います。
鈴木 迷わず恐れず思いっきり演技したいなと。その結果が成功失敗どちらでも構わないかなという感じです。
齊藤 ノーミスですね、今までやってきたことを信じてやるだけです。
――ありがとうございました!
(取材・編集 青柳香穂、脇田真悠子)
とても快く対応していただきました!これからもよろしくお願いします。
◆齊藤司(さいとう・つかさ)(※写真左)
1999(平11)年4月10日生まれ。160センチ55キロ。愛知・名城大付高出身。スポーツ科学部2年。「授業の取り方が上手い!」と称されていた齊藤選手。フルーツのシャーベット系のアイスが好きだそうです。
◆鈴木海斗(すずき・かいと)(※写真中央)
1999(平11)年4月16日生まれ。163センチ58キロ。千葉・市船橋高出身。スポーツ科学部2年。普段から特に丁寧に対応してくださっていますが、今回もいろいろな話をしてくださいました!抹茶味のアイスが好きとのことです。
◆藤尾拓海(ふじお・たくみ)(※写真右)
2001(平13)年3月26日生まれ。164センチ53キロ。岡山・関西高出身。スポーツ科学部1年。先を見据えた素敵な意気込みを聞かせてくれた藤尾選手。好きなアイスはストロベリー味のものだそうです。