藤原康平(スポ4=愛媛・新田)と河野純冶(スポ4=福岡・戸畑)は、主務、トレーナーというそれぞれの立場でチームを支えてきた縁の下の力持ち。今回はクラスも同じの同期コンビに迫る。
※この取材は7月22日に行われたものです。
「自分のやりたいこととあっていた」(河野)(写真右)
体操部を支える主務・トレーナーの2人
――まずお2人はどんな仕事をされてるんですか
藤原そうですね、今回のインカレで考えたら、宿の手配とかを業者の方と連携してとったり、交通の方でチケットの確保をしたりっていう感じです。
河野 他の部と結構似ていると思うんですけど、選手のケアだったり、リハビリとかだったりですね。
――河野さんはどうしてトレーナーをやろうと思ったんですか
河野 もともとスポーツが好きで高校卒業して専門学校に行こうと思っていて、、、同期の公平とそうたと同じクラスで、この二人が体操部ということで見学させてもらったら、自分とやりたいこととあっていたので入部しました。
――これまで体操はやっていたんですか
河野 いや、やってないです。体操に今まで関わってきてなかったので、体操ならではのしきたりとかが全然わからなくてそこは苦労しました。僕はこれまでいろんなスポーツをやってきていて、、、高校時代は柔道をやっていました。
――藤原さんは主務の仕事をやりながら選手もやっていらっしゃるということですがどんなことが大変ですか
藤原 いろいろありますね(笑)例えば外部の方との連絡が直接自分のところに来るんですけど、そういう対応を今までしてきたことがなくて慣れていなかったので、結構大変だなと感じています。
――ほかの選手の方と同じ練習を行っているんですか
藤原 そうなんですけど、僕膝をケガしてるんで、ほかの人たちに比べたらやってる種目は絞っていて、その点を考えたら主務の仕事に回れてるのかなって思います。でもたまに練習中にも仕事のこととかを考えこんじゃったりするので辛いときはありますね。
――そんな大変な中でもこの役割から学んだことや為になったことはありますか
藤原 報告・連絡・相談のほうれんそうはやっぱ大事だなって思いました。
河野 将来的にこういう仕事をしていきたいと思っているので、こういうレベルの高いところで経験を積めたのは良かったなって思います。
「選手が思い切って楽しく試合するための後押しを頑張りたい」(藤原)(写真左)
目標は団体3位
――部を支える側のお2人から見て今年の部の雰囲気はどうですか
藤原 雰囲気自体は見てる側としてはいいですね。練習の雰囲気としては明るい感じなんですけど集中しなきゃいけないとこはみんなけじめをつけてやっていて、リラックスできるところでは盛り上がっています。
河野 年々明るい子が入ってきてて毎年盛り上がりが強まっていますね
藤原 そうだね(笑)にぎやかになりました(笑)
――今チームの雰囲気の話が出ましたけどそういえばお2人は普段遊ぶなど、仲はいいんですか
藤原 そうですね、わりと会ってます(笑)体操部の中だったら一番会ってるかもしれないです。
――そうなんですね。ではお2人の互いの印象とかってどんな感じなんですか
河野 康平はすごい楽観的で、いい意味でも悪い意味でもあんまり考えていないです(笑)
藤原 (笑)
河野 あとやんないといけないとこはちゃんとやるかなって感じでそういうところも主務にすごく向いてるかなって思います。
藤原 根は真面目なんで(笑)
――逆に藤原さんは河野さんの印象についてどうですか
藤原 すごく責任感が強いです。割と抱え込んじゃうことがあるのかなって思います。
――なるほど。ではお互いの好きなところと直してほしいところはありますか
河野 好きなところはよくしゃべるところです。直してほしいところは、、、ちょっとノリが悪いところですかね(笑)
藤原 そうかなあ(笑)
河野 いやだって俺が遊び誘っても結構「マンガ読みたい」とか言って(笑)
藤原 (笑)
――藤原さんは河野さんについてどうですか
藤原 好きなところは歌がうまいところです(笑)個人的に早稲田の清水翔太だと思ってます(笑)あ、あと勝手に人の携帯でゲームやってることがあるのは直してほしいですね(笑)
――藤原さんは漫画を読んでいるとの話が今ありましたが休みの日は何をしているんですか
藤原 まあさっきもあったんですけどインドア系なんで漫画とか読んでますね(笑)
河野 僕はバイトしててオフはないですね(笑)病院で勉強もしながらバイトをしています。
――では最近はまっている食べ物とかってありますか
藤原 7月に入ってからペヤングをめっちゃ食べています(笑)あとアイスはとてもすきですね(笑)でも体調崩しちゃうんで1日1個って決めてます(笑)
――確かに最近とても暑いですもんね。何か暑さに負けない方法とかってありませんかね
河野 運動して汗をかくのがいいのかなって思います。部活中は運動はしていないんですけど、家では筋トレと化しています。
藤原 ええ?!そうなの?!何してるの?
藤原 腕立てとか?(笑)冷房とかは一切付けずに部屋の中を30度くらいにして、、、
藤原 修行僧やん!
藤原 10分くらいで汗ダラダラになって(笑)
――河野さんの最近のはまってる食べ物はなんですか
河野 僕は最近炭酸水にはまってます。キてるくない?
長沼(平29スポ卒) うん、、、来てるね(笑)
藤原 (笑)
――では夏にやりたいことはありますか
藤原 海に行きたいです!
河野 僕はジムに行きたいです。
藤原 (笑)
――ここまで色々なお話を伺ってきましたが最後にインカレにかける思いを教えてください
藤原 今回のインカレは支える側としての立場なので、選手が試合以外のことで不安にならないようにサポートしたいです。選手が思い切って楽しく試合するための後押しを頑張りたいです。
河野 4年でもう最後になるので、もちろん選手全員がいい演技をして、自分としてもチームがいい形で終わってくれるようにサポートしていきたいです。
体操部最後の夏を迎える藤原(右)と河野(左)
――ありがとうございました!
(取材・編集 脇田真悠子)
◆藤原康平(ふじわら・こうへい)(※写真右)
1996年(平7)9月23日生まれ。身長169センチ、体重62キロ。愛媛・新田高出身。スポーツ科学部4年。「マイぺース」さが持ち前の藤原さんは対談もにこやかに場を和ませてくださいました。「ほうれんそう」を大切にインカレもチームを支えます!
◆河野純冶(かわの・じゅんじ)(※写真左)
1996年(平8)2月11日生まれ。身長171センチ、体重60キロ。福岡・戸畑高出身。スポーツ科学部4年。寡黙で落ち着いた雰囲気の河野トレーナーですが、お話してみると意外で面白いお話をたくさん聞かせてくださいました。ワセダの清水翔太との異名を持つ美声の持ち主は、「責任」もってインカレもチームを支えます!