高橋新主将率いる新体制初戦、大健闘の総合8位!

体操

 今シーズンが終わりに近づき、残す大会もあと一つ。前主将、竹中貴一(スポ4=福井・鯖江)にとっては引退試合となる、全日本団体選手権が開催された。今大会は2つのチームが組となって各種目をローテーションし、各チーム3名ずつが交互に演技をするという方法で試合が進行した。早大は体操部にOBも数名在籍する市船橋高と各種目を回った。

 高橋一矢主将(スポ3=岐阜・中京)がチームを率いる新体制で迎えた今大会は、チームが得意とするつり輪から演技が始まった。トップバッターは山田元大(スポ1=千葉・市船橋)。演技を振り返って「技の難度を一つ低いもので判定されてしまった」と悔しさもにじませた山田であったが、大きなミスの無い演技で全体をまとめた。続く高橋、竹中はそれに乗るように、見事完璧な演技を披露し、渾身(こんしん)のガッツポーズを見せた。つり輪を得意種目とする竹中は「完璧なスタートを切れてよかった」と笑顔で振り返った。第2種目の跳馬には竹中、柏木寅冶(スポ2=千葉・市船橋)、南亜蘭(スポ2=大阪・太成学院大高)が出場。「不安もなくいつも通りの跳躍ができた」(柏木)と、チーム最高点をたたき出した柏木を筆頭に、それぞれミスを最小限に抑えた見事な演技を見せた。続く平行棒、鉄棒も演技も大きなミスなくまとめ、良い流れのままあと2種目を残した。

自身最後のつり輪の演技を披露する竹中

 5種目目のゆかには竹中、柏木、南の3名が出場し、この種目もまた3人とも大きなミスのない演技を披露。ほっとした表情でガッツポーズを見せた南は演技後、「練習では失敗続きだったが、出場種目の中でゆかが一番良い演技だった」とうれしさを語った。そして、いよいよ最終ローテーション。残る種目は早大が苦手とするあん馬だ。ここまでの暫定成績は1班中2位。この最終種目に順位の行方が託された。あん馬には竹中、柏木、高橋が出場。トップバッターの竹中は落下するミスがあり、周囲に「ごめん」と手を合わせ苦笑いするシーンもあったが、続く2人はそのミスを取り返すような演技で見事に着地まで決め、大きなガッツポーズを見せた。この演技にチームは大いに沸き、ハイタッチをしたり抱き合ったりと、喜びを分かち合った。

あん馬の演技を終え拳を天に突き上げた高橋

 全6種目を終え、1班2班の成績を合わせた最終成績は見事大健闘の8位。全日本個人総合選手権トライアルの枠が1つもらえる12位までに入ることを当初の目標として臨んだチームにとって、うれしい結果となった。今大会は竹中の引退試合ということもあり、喜びはひとしおであったが、高い技術力と持ち前の明るさでこれまでチームを大きく引っ張ってきた竹中は、「最後はみんなに助けられた。本当に最高です。完璧です」と最後の試合を振り返った。

 また、新体制で初めて迎える団体戦となった今大会。新主将の高橋は「新体制で初めての大会ですごいいいスタートが切れた。この冬しっかり全員で力をつけられるように、チームを引っ張っていきたい」と次シーズンへの貪欲な姿勢を見せ、静かな闘志を燃やした。前途有望、さらなる飛躍に向けた新体制の快進撃が今始まろうとしている。

(記事 脇田真悠子、写真 大浦帆乃佳、田中佑茉、糸賀日向子)

結果
男子団体
選手名 ゆか あん馬 つり輪 跳馬 平行棒 鉄棒 合計点
竹中貴一(スポ4) 13.950 12.100 14.100 14.150 13.500 67.800
佐藤崇太(スポ3)
高橋一矢(スポ3) 13.850 13.950 13.300 41.100
柏木寅冶(スポ2) 13.000 13.450 14.400 13.500 54.350
南亜蘭(スポ2) 13.900 14.300 13.550 41.750
山田元大(スポ1) 13.250 13.600 13.500 40.350
団体 40.850 39.400 41.300 42.850 40.650 40.300 245.350(8位)
コメント

馬場亮輔監督(平18人卒=埼玉栄)

――今回は一種目3人の出場でしたが、出場選手を決めた意図をお聞かせください

今回の試合で12番に入るとトライアル(全日本個人総合選手権トライアル)の枠が1枠もらえるということで、チームの目標としてそこを取りにいくというということでした。なので一番そこを取れる可能性の高い人選をしました。勝負の世界なので、0.1でも0.05でも勝てる人選をしたということですね。

――試合を振り返っていかがですか

スタート種目がよかったですね、つり輪は緊張がプラスに働く種目なので。うちとしてもつり輪でがっつり点を取るっていうプランを何度もシミュレーションしてきたので、練習通りいけました。朝早くからの試合に対応した試技会を2、3回やってきたので、朝動く身体ってこんなもんだよとか、これならもっと準備しないと駄目だよねっていうことに気付けて会場に来れたので、すごいよかったです。

――今大会で竹中選手が引退となりますが

本当に竹中は早大を引っ張ってくれた選手ですし、必要な人間だったと思います。入学してくれてありがとうっていう気持ちです。

――冬に強化していきたい点は

個人によって全然違うんですけど、満遍なくできるけど武器がない選手は、武器を持つだとか、その満遍なくのラインを一つ上げるだとかが必要ですね。逆にスペシャリストで今回活躍した選手は、そのスペシャルな部分をちゃんと伸ばして、劣っている部分を平均値に上げれば、自分の強みと抑える種目のメリハリがつくかなというイメージはあります。

――来年の意気込みをお願いします

今回12番になるっていう目標のためにやってきたんですけど、結局は自分の目の前の演技を一つずつ仕事をこなしていって最終的にどうかっていう、それだけなので。あまり順位にとらわれず、自分たちの高いレベルの体操をこれからも追求していきましょうっていうところですね。

竹中貴一(スポ4=福井・鯖江)

――きょうのコンディションはいかがでしたか

もうバッチリです。見ての通りバッチリです(笑)。

――どのような目標を持って今大会に臨みましたか

目標は12番以内に入ってトライアルの枠を持って帰ることだったんですけど、僕の中では最後だったのでちゃんとやることと、あとは相好体操クラブに勝ちたかったというのがありました。

――どちらも達成できましたか

できたかな(笑)。最後やっちゃったんですけどね(笑)。でも良かったと思います。終わり良ければ全て良しって感じです(笑)。

――いつも以上に気合いは入っていましたか

いつも気合いは入ってますけど、頑張らないように頑張るっていうのを目標にしてました。そしたら頑張らなさすぎて、あん馬落ちちゃいました(笑)。頑張らなきゃいけないところで頑張れなかったんです(笑)。やっちゃったって思いましたね。

――この間の早慶戦から変更した点や強化してきた点はありますか

変更はあまりありません。強化もそんなにしてないですよ。でもゆかとあん馬は調子が良かったので、ちょっと変えてみました。強化するぞって思ってやってたわけじゃなくて、やってたら「あ、できちゃった!じゃあ変えよう」みたいな感じの軽いノリで変えちゃいました(笑)。

――では出場した種目を1つずつ振り返っていただきたいと思います。つり輪からお願いします

つり輪はもう安全ですよね。いつも何もアップせずにいきなりやるじゃないですか(笑)。なのでいつも通りです。インカレと違って着地がちゃんと止まって、完璧なスタートを切れたので良かったですね。

――跳馬はいかがでしたか

跳馬はきょうはちょっと心配だったんです。朝は会場が使えなくて中でアップしてたんですけど、思い切り背中から落ちてしまって。「うわ、もうきょうこれ立てないかも」って思っちゃったんですけど、向こう行ったらいつも通りに戻れたので本当に良かったです。ロイター板踏んだ瞬間に「あ、できた!」って思っちゃいました。失敗するイメージが全くできなかったですね。もう成功しかしないやって感じで、「もらっちゃった!」みたいな気持ちでやれました(笑)。

――平行棒の演技を振り返って

平行棒は・・・分かんないですね(笑)。何だろう、いつも通りじゃないですか(笑)。バッチリ決まるというわけでもなく、失敗するわけでもなく。なんとなくできちゃったなというか、いつも通りですね。

――ゆかの演技振り返って

ありえないぐらいバッチリでしたよ(笑)。ガッツポーズも出ちゃいました。

――最後のあん馬は落下がありました

頑張らないように頑張ってというか、要するに気楽に、力みすぎないようにやってました。ピンチだって思ったんですけど、そこでちょっと力が入らなくなっちゃって、気楽にやりすぎちゃいましたね。「あれ、いつもだったらこんなところで落ちないのに」って思いました。やっちゃいましたね(笑)。

――最後にチームの皆さんに両手で謝っている姿が印象的でした

最後はガッツポーズで終わりたかったんですけど、最後の最後にやっちゃいました。やっぱり僕でしたね(笑)。

――今大会の感想をお聞かせください

もう最高ですよ。気分最高ってやつです。ここまでできるとは、正直練習からして思ってなかったので、すごく良かったです。みんな本当に良かったです。最後はみんなに助けられました。本当に良かった。完璧です。

――これが最後の試合となりましたが、一年間主将を務めてみていかがでしたか

主将としてはたぶんだめだめだったんじゃないですかね(笑)。正直始めた時から半年間はだめだめで、やっと最後の半年で普通ぐらいにはなれたかなって。でもいい主将とは言えないんじゃないですかね(笑)。来年の主将は僕とは違ってしっかりしてるので、きっとやってくれると思いますよ(笑)。

――明るくチームを盛り上げていたのではないでしょうか

そういう変なところは良かったです(笑)。でも真面目になるとできなくなっちゃうので(笑)。

――体操部で過ごした4年間を振り返っていかがですか

4年間変われなかったかな(笑)。そのまんま貫いちゃいましたね(笑)。1年生の時の状態を貫き通してしまいました。

――最後に後輩の皆さんにメッセージをお願いします

インカレ絶対に頑張ってほしいですね。本当に頑張ってくださいという感じです。何が何でも頑張ってほしいです。このきょうの勢いのままやっていってほしいなと思います。

高橋一矢主将(スポ3=岐阜・中京)

――きょうのコンディションは

2週間前に足をくじいちゃって練習できてない状況だったんですけど、なんとか元に戻ってなんとかできるかなっていう感じで、悪くはなかったです。でも平行棒とかゆかとかも出る準備はしてたんですけど、足がまだ戻り切ってないのできょうの3種目に絞ってっていうかたちでした。

――きょうの目標は

団体で12番っていうのがチームの大きな目標でした。

――個人的な目標はありましたか

いろいろ新しく技入れてDスコア上げようっていうのはあったんですけど、できることをしっかりやろうっていう感じです。

――新体制初の団体戦でしたが、主将として意識したことは

特別ああしようこうしようっていうよりは、練習の時からの工夫、雰囲気のつくり方とか試合時の姿勢だったり練習のし方だったり、そういう面でチームをなんとか引っ張って底上げできればいいなと思ってました。

――よく声を出しているように見えました

インカレで相当暗い雰囲気の中試合しちゃって、結果悪かったので、盛り上げるっていうのは意識してたといえばしてました。でも何と言っても内容が結構よかったので、自然に盛り上がってという感じも大きいと思います(笑)。

――試合を振り返っていかがですか

つり輪はかなり満足できる演技ができたんじゃないかなと思うんですけど、まだまだDスコアが低いので、もっと上げてかなきゃなというのは課題として見つかりました。あん馬と鉄棒に関しては、予定してたDスコアよりも演技中に急きょ下げたりっていうのがあったので、その辺はちょっと悔いが残るというか今後の課題かなとは思うんですけど、失敗なく3つしっかり点数取って勝ってこれたので、よかったかなと思います。

――冬に強化したい点は

つり輪が得意種目だってずっと言ってるわりにはそんなにまだ結果が残せてないので、Dスコアが2年生の時より低いので、なんとかそこまで戻したいなっていうのはあって。あと来年の全日本個人(全日本個人総合選手権)の権利がまだ取れてないので、3月のトライアルに向けて、6種目全体的にベースアップ、全部上げていかなきゃいけないなと思います。

――主将として迎える来シーズンの意気込みをお願いします

今回新体制で初めての試合でこれだけいい試合ができて、すごいいいスタートが切れたんじゃないかなと思うので、これを自信にしつつでも油断はせず、この冬しっかり全員で力をつけて、来年のインカレでは必ず最終班に戻れるように、チーム引っ張っていきたいと思います。

柏木寅冶(スポ2=千葉・市船橋)

――きょうのコンディションはいかがでしたか

初日の会場練習でちょっと腰の上あたりを痛めてしまって、脚もまだ完治していなかったので痛いところはありました。でも体の動きなどは良かったので、良かったです。

――きょうの目標は

個人的にはミス無く演技をするということが一番の目標でした。チームでは12番以内に入るということを目標にしていました。

――前回の試合から強化してきたところは

鉄棒の伸身モズニクという技を新しく入れました。あん馬もきょねんの構成に戻したという感じですが、インカレよりは上げることができました。その二つが強化できたところです。

――きょうの試合について一種目ずつ振り返っていただけますか

跳馬はドリッグスで、元々ロペスを跳んでいたので一つ技を落としました。だから不安は無く、いつも通りの跳躍ができました。鉄棒は会場に来て合っていなかったんですが、練習通りにいけました。新しい技も入れて通ったので、完璧ではないですけどとりあえず良いかなという感じです。ゆかが足を痛めていたのであまり練習が積めていなくて、技も落としていました。でもまだ詰めることができていないところがあったので、そこはこの冬しっかり足を治して、得意種目でもあるのでしっかり強化していきたいです。あん馬がきょねんまでは不安だったんですが、今回は練習の時から合わせることができていました。いつもほど不安が無かったので、自信を持っていくことができました。ちょっときつかったんですけど耐えることができて、自信につながるあん馬になったかなと思います。

――きょうの試合を総括していかがでしたか

来年につながる、ことしをいいかたちで締めくくることができた試合だったかなと思いました。

――来年に向けて意気込みをお願いします

3年生になって上級生という立場になるので、後輩を演技で引っ張っていくことができるように練習から良い練習をしていきたいです。

――先ほど冬にゆかを強化したいということでしたが、その他に冬に強化したいことはありますか

今回つり輪と平行棒に出ていなくてそこは苦手です。つり輪はまだ力技が弱くてそこの強化と、平行棒の苦手を克服しないと個人総合も狙っていくことができないので、その二種目を絶対に強化していきたいです。

南亜蘭(スポ2=大阪・太成学院大高)

――きょうのコンディションはいかがですか

出場するのは得意種目だけだったので、コンディションはバッチリでした。

――きょうの目標は何でしたか

きょうは点数を取るということも目標だったのですが、次につなげる演技をするということを目標に頑張りました。

――演技全体を振り返っていかがですか

今回は演技としては全て上手くいったので良かったと思います。また、今回は練習もしっかり積み上げてきて本当に練習通りの演技ができたので、やはり練習は大事だなと思いました。

――前回から強化してきたポイントは何ですか

僕はちょっとグラグラすると落下してしまうところがあったので、そこを粘り強く耐えられるようにすることを強化してきました。きょうは平行棒とかでちょっと危なかったんですが、上手く耐えて最後までつなげられたので良かったと思います。

――8位という結果を受けていかがですか

みんなで耐えて、つなげてつなげて、ミスも最小限にできた結果だと思うのですごくうれしいです。

――冬に強化したいところはどこですか

あん馬ですね。

――来年は3年生になりますが

まず3月に全日本のトライアルがあるので、全日本の個人総合に出られるように、練習を頑張っていきたいです。

山田元大(スポ1=千葉・市船橋)

――きょうのコンディションはいかがでしたか

コンディションはいつも通りという感じで、悪くもなくすごく良いわけでもなく。ちょうどいい感じでした。

――今大会に向けたチームの目標は何でしたか

一番の目標は、12位以内に入って、来年3月に行われるトライアル(全日本個人総合選手権トライアル)の団体枠を絶対に取ることです。それはしっかり達成できたのでよかったです。

――関東学生新人選手権(新人戦)を終えてから、特に意識して練習してきたことは何ですか

新人戦までは着地をとにかく意識して練習していて。今大会に向けてもそのはずだったんですけど、今回はあまり(着地が)良くなくて。鉄棒とかが特に。あともう一つは、一つ一つの技の間というか。平行棒だったら倒立とかですね、技と技の間を自分でつくれるようにやってきました。平行棒ではミスが出てしまったんですけど、その後落ち着いて通し切れたのでよかったです。

――ご自身の演技内容を振り返っていかがでしたか

最初の種目(つり輪)はケガをしていたのであまり通し込みをしていなくて、技の難度も一つ下で取られたものもありました。中水平が上水平で取られてしまって。あまり練習できていなかったので、もっとやらないとだめだなと思いました。全体的に、自分で「よかった」と思える種目はなくて。もっとやらなきゃなと思います。

――新人戦ではミスのあったつり輪ですが、ガッツポーズも出ました

あれは点数が出る前だったので「よし!」と思ったんですけど、難度も一つ落ちてしまいましたし・・・。あとの先輩二人(竹中、高橋)が本当に強かったので、もっともっとやらないと。

――先ほども伺いましたが、平行棒ではバーに足が当たる場面もありました

最近は練習でも調子が良くなかったというか。インカレでも同じところでミスをしていて、練習でも良いものが出ていなかった技なのでミスしてしまったんだなと思います。この先もずっと使う技なので、やり方を一から直してやっていきたいなと思います。

――鉄棒ではセーフポーズをとられていましたが

始まる前から着地は狙っていこうと思ってここまで練習もしてきたんですけど、通している時に自分と鉄棒が合ってる感じがしなくて。それでこけそうだったのをなんとか堪えたというような着地だったので(笑)。「セーフ!」って感じで(笑)。

――新人戦で車輪が乱れた箇所はしっかりと修正されていました

そこはなんとかできたんですけど、あとは車輪で戻りそうになったりと良い出来ではなかったです。今大会、離れ技をやっている人が評価が高くて。僕は全然やってないし減点の多い技ばかりなので、この冬に離れ技を練習していこうかなと思います。

――出身校である市船橋高と同じローテーションでした

みんな昔から練習してきた選手ばかりだったので、気持ち的には楽にできました。もう同じチームっていうくらいの感じで。応援し合ってやりやすかったです。お世話になったコーチともお話できて、もっとやらないとなと思いました。

――きょうの演技を踏まえて、今後取り組んでいきたいことは

全体的にDスコアを上げることはもちろんなんですけど、体操はEスコアで評価してもらわないと点数も残らないので、Dスコアも上げつつ、Eスコアも今以上に上げていけるように。質にこだわっていきたいです。それで3月のトライアルに向けた部内の選考を通過して出場して、来年はしっかりやってNHK杯まで出たいです。なのでこの冬、質にこだわっていきます。

――ルーキーイヤーからチームに貢献していますが、来年に向けた意気込みを教えてください

まだことしはチームについていっている感じだったので、ちゃんと演技でチームを引っ張っていけるように。冬場に質を極めていって、安心感を与えられるような選手になりたいと思います。