神が全日本大学女子選抜に選出!

女子ソフトボール

 日本ソフトボール協会は、全日本大学女子選抜チームのメンバーを発表した。早大からは、神樹里乃(スポ3=北海道・とわの森三愛)が選出。早大のナショナルチームへの選手派遣は、女子GEM3(U19)に選ばれた増田侑希(スポ1=香川・高松南)以来、今年に入って2人目となった。チームは10月23日から中国・南京市で行われる、第2回アジア大学選手権に出場する。

春季リーグ戦で本塁打を放ち、ゆっくりとダイヤモンドを回る神

 神は力強いスイングと堅い守備が魅力の一塁手。今年は主に一番を任され、その打撃でチームに大きく貢献してきた。高いミート力だけでなく、春季リーグ戦では2打席連続本塁打を放つなど、長打力も備え持っている。7月9日まで開催されていた東日本大学選手権では、大会打率6割をマーク。見事準優勝の立役者となっており、その直後に届いた代表選出の吉報だった。選出について神は、「この代表よりも上のカテゴリの日本代表がある中で、今回選んで頂けたことは私にとってスタートラインに立てたような気持ちであります」と謙虚に話す。大会まではいまだ三か月ほどの期間があり、神の今後の更なる飛躍を期待したい。

(記事、写真 望月優樹)

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コメント

神樹里乃(スポ3=北海道・とわの森三愛)

――全日本大学女子選抜に選ばれた、今のお気持ちはいかがですか

とても嬉しいです。素晴らしい機会を与えていただいたと思っています。

――他大学で、ともにプレーするのが特に楽しみな選手はいますか

東日本大会で対戦した富士大学の3選手(相馬里砂、金田汐央里、簗瀬裕花)と日体大の投手(新田茜)です。

――春季リーグ戦が開幕して以降の、ご自身の打撃への手応えはいかがですか

昨年に比べて思い切りスイングできるようになったと思っています。しかし、大事なところで1本が出なかったり、試合の中で相手ピッチャーに対応しきれなかったりするところはまだまだ実力不足だなと思っています。

――10月に行われる本大会への意気込みをお願いします

この代表よりも上のカテゴリの日本代表がある中で、今回選んで頂けたことは私にとってスタートラインに立てたような気持ちであります。大会に向けては、自分の最大限の力を出して、少しでもチームの勝利につなげられるようにしたいです。日本代表として優勝という結果を残して、関カレ(関東大学ソフトボール選手権)の最中である早稲田に戻ってこられるように精一杯頑張りたいです。