早慶戦 写真・コメント集

自動車

神林崇亮主将(人4=埼玉・早大本庄)

――今大会を振り返っていかがでしたか

 結果としては昨年と同じように準優勝になってしまったので少し悔しい部分はありますが、その中でも1年生の部で上位3人で早大が独占でき、女子の部では小林が好成績を残してくれたので、来年に向けてジムカーナの選手層の厚さを感じ、嬉しい部分でした。

――下級生が好成績を収めた要因はありますか

 昨年度まではコロナの影響で部員合宿をすることができていなくて、今年の夏からやっと部員合宿が再開でき、そこでモータースポーツの基礎的な部分を練習させてあげることができたので、下級生が上達したかなと思います。

――全日本運転競技選手権から期間が短かったですが、早慶ジムカーナ(早慶戦)に向けてどのくらいの期間練習や整備をされてきましたか

 平日は基本的に整備はしていました。ただその前から少しずつ、昨年の早慶戦が終わったタイミングから準備はしていたので、そんなに時間が足りないような感じはなかったです。

――学生最後の大会でしたがいかがでしたか

 個人的なことで言えば全体順位で3位で慶大の2人に負けて、それは本当に悔しいですが、早大の中で自分が選手だった時に順位でジムカーナの大会であまり上にいくことがなかったので、少しまともな成績が残せたのは嬉しかったです。全体的にみんな積極的に競技に取り組んでいる姿勢が見られたので、いい雰囲気になっているなと感じました。

――後輩へのメッセージをお願いします

 前のめりの姿勢で全部取り組んでほしいし、ちょっと消極的な気持ちになった時でも1回大きな声を出してみるとか、自分が元気になれるようにしてとにかく積極的に物事に取り組んでほしいなと思います。

近藤怜(先理3=岐阜)

――今大会を振り返っていかがでしたか

 1本目はパイロンを巻き込んで、2本目はパイロンタッチをしてしまいましたが、パイロンタッチがなかったら優勝だったので、つめの甘さが出ているなと感じました。ただ自分がパイロンタッチしてなかったところで、慶大のエースの選手がパイロンタッチしなかったら負けているという状況でした。その選手は自分と同期なので来年1年間競い合うことになると思うので、その選手に勝てるようにがんばっていかないといけないなという気持ちです。

――4年生は最後の大会でしたが、何か感じることはありましたか

 今年はスピード競技もフィギュアも4年生以外の部員が選手になることが多かったですが、そういった場面でも4年生の力がすごく大きかったなというのは感じています。本当は早慶戦で勝っておめでとうと言って4年生を送りたかったですが、それは叶わなかったので悔しい部分はあります。昨日は部全体として、慶大も合わせてすごく楽しい雰囲気でできたので、最後に雰囲気としてはいいかたちで終わることができたのかなと思います。

――来シーズン主将を務められますが、どのようなチームをつくりたいですか

 今年の最初は雰囲気が悪かったわけではないですが、「勝たないとまずいぞ」という、追いつめられている感じがありました。でも途中からみんなで勝ちを目指しにいって勝ったという雰囲気が出てくるようになったので、来年もそういう雰囲気を続ける、もしくはみんなで勝ちを目指して勝って喜べるような雰囲気が作れるといいなと思います。

平石大智(基理2=群馬・太田)

――今大会を振り返っていかがでしたか

 チームとしてはいつも通りというか、昨年の早慶戦を経験して昨年と同じく慶大に負けてしまったので、悔しいですが、来年こそ勝つぞという気持ちは出ました。

――個人の走りは振り返っていかがでしたか

 2年生は1本目で4人中3人ミスコースというとても不甲斐ない、団体として記録が残らないような状況をつくってしまったので、そこは深く反省しています。2本目はミスコースをせずに記録を残せたことはよかったですが、納得のいく走りというわけではなかったので、チームの勝利に貢献できるような走りを来年もがんばりたいなと思います。

――先輩方の走りを見て感じたことはありましたか

 4年生は最後の大会だったので、気合が入っていてすごさを感じました。

――来年度主将補佐を務められますが、チームの中でどういう役割を担いたいですか

 自分が中心となって部活を進めていく立場となるので、来年度に向けてしっかりとチームを引っ張っていきたいです。

――来シーズンの目標をお願いします

 来シーズンはチームとして全日本総合杯4連覇を目指していきます。それに加えて今回負けてしまった早慶戦も慶大の連勝を止められるように、チームとしてがんばっていきます。

園田陽大(基理1=神奈川・法政二)

――今大会を振り返っていかがでしたか

 自分は1年生なので大会に出ることが初めてで、すごく緊張しました。2本しか走ることができない中で失敗してはいけない、攻めないとタイムが残せないとかいろいろなことを考えて、大会に出場するという経験ができてすごく良かったです。

――ジムカーナの練習はいつごろからされていましたか

 9月の終わりのころに部員合宿をして、そこがいちばん最初だったかなと思います。

――先輩方の走りを見ていかがでしたか

 パイロンからどれだけ離すか、ぶつけてしまうとペナルティが大きいので当然ぶつけてはいけないですが、でも近ければ近いほどいいラインを走ることができて、そういう点やどこまで攻めるかという見極めが、1本目から先輩方はうまくて、すごいなと感じました。

――これからの目標をお願いします

 2月に新人戦というジムカーナの大会があり、そこも出場させてもらう予定なのでそこに向けて練習していい走りができるようにしたいです。

早慶戦ヴィッツ


早慶戦ヴィッツを整備する部員

実況としても今大会を盛り上げた中野龍太(法4=東京・小石川中教校)主務と小林眞緒(創理3=福岡雙葉)