川西が決勝進出!後楽園ホールで3連覇なるか

ボクシング男子

関東大学トーナメント 6月9日 駒澤大学

 関東大学トーナメント(トーナメント)の男子準決勝が6月9日に駒澤大学で行われた。早大から男子ライトウェルター級に鍜治将大(社3=大阪・明星)、男子ウェルター級に川西響主将(スポ4=長崎東)が出場し、川西が7月13日に実施される決勝へと駒を進めた。

 先に登場したのはライトウェルター級の鍜治。相手のタイミングをうかがいながら攻めていったが、最後まで決め手となる攻撃を打ち出すことができず。相手の鋭いパンチも続き、2ラウンドでRSC負けを喫した。

パンチを繰り出す鍜治

 続いて登場したのはウェルター級の川西。1回戦の試合を「雑になってしまった」と振り返った川西は「丁寧に戦う」ことを意識して臨む。2ラウンド目で川西の攻撃が勢いを増して試合は大きく動き、前回同様、相手のABDにより決勝進出を決めた。

川西は「理想的な試合展開」で勝てた、と振り返った

 男子決勝はボクシングの聖地、後楽園ホールで行われる。3連覇を狙う川西は特別な舞台で「楽しみたい」と話してくれた。先立つ6月22日には、同じく後楽園ホールで女子の決勝が予定されており、早大からは昨年のライトウェルター級優勝者、高橋美波(スポ4=埼玉・花咲徳栄)が出場する。高橋の2連覇、川西の3連覇でトーナメントを締めくくり、今後の流れにつなげたいところだ。

(記事 髙杉菜々子、写真 佐藤結、三浦佑亮)

結果

ライトウェルター級

 ●鍜治将大 RSC(2R)

ウェルター級

 ◯川西響 RSC(2R)

 

コメント 

川西響主将(スポ4=長崎東)

ーー前回と異なる階級での出場となりましたが、心構えに違いなどはありましたか

前回と変わらず、必ず勝つ、勝って当たり前、という気持ちでした。

ーー今日のコンディションはいかがでしたか

減量がなかったので、ばっちりでした。減量は精神的にも身体的にも大変なので。

ーーどのような試合展開を想定していましたか

前回の試合が少し雑だったなというのがあったので、丁寧に戦おうと思っていました。判定までいっていいからダメージを負わずに必ず勝つ、という気持ちでした。あわよくば早く終わらせよう、という感じです。

ーー実際の試合展開を振り返って、いかがですか

前回の反省もあって、今回は結構理想的な試合展開だったと思います。

ーー今日の試合全体を振り返って、いかがでしたか

主将としてやるべき事をやれたな、という感じです。

ーー決勝への意気込みをお願いします

決勝の会場は後楽園ホールなので緊張すると思うのでそこを冷静にっていうのと、後楽園ホールで試合をするのはおそらくこれが最後になると思うので、楽しくやりたいと思います。