明治杯が開幕 山倉が悔しい初戦敗退

レクリング

 東日本学生リーグ戦から約1カ月。世界選手権の代表選考も兼ねた明治杯全日本選抜選手権の1日目が開催され、早大からは男子フリースタイル79キロ級の山倉孝介(スポ3=千葉・日体大柏)が出場した。結果として、山倉は初戦で敗退し、敗者復活戦に回ったものの、敗者復活戦は不戦敗となった。

 山倉は2回戦からの登場となり、山崎弥十朗(サイサン)と対戦した。第1ピリオド開始直後はどちらもにらみ合いの状況が続き、山倉は開始2分ほどで頭部を負傷してしまう。それでも攻める姿勢を変えなかったものの、第1ピリオド終了間際に2度のパッシブから1点を失った。まだまだ諦めたくない第2ピリオド。相手選手が2度目のパッシブを取られたことで、山倉に1点が入ったが、その直後にバックを取られ2点を失い、試合終了間際にもバックを取られさらに2点を失い、最終的に1-5というスコアで初戦敗退となった。その後、敗者復活戦が予定されていたが、山倉は棄権した。

 1日目の早大勢は、山倉が初戦敗退という悔しい結果に終わり、良いスタートを切ることはできなかった。2日目は、男子フリースタイル61キロ級に島谷侃主将(スポ4=秋田商)と藤田颯(スポ3=埼玉・花咲徳栄)、同74キロ級に深田雄智(スポ3=千葉・日体大柏)の3人が出場予定だ。早大に良い流れをもたらすためにも、この3人の躍動に期待したい。

(記事 齋藤汰朗)

結果

男子フリースタイル
▽79キロ級
山倉 2回戦敗退