早大勢は奮闘虚しく悔しい結果に

レクリング

 

  全日本大学グレコローマン選手権には、早大からグレコローマン63キログラム級の谷口虎徹(社2=和歌山北)、グレコローマン 77キログラム級の山倉孝介(スポ2=千葉・日体大柏)、グレコローマンキログラム級の玉岡颯斗(スポ2=群馬・館林)、グレコローマン130キログラム級小西拳(スポ4=岩手・盛岡工)の計4人が出場した。玉岡は3位に入賞するも、谷口は予備選で敗退、山倉は準々決勝で敗退、小西も準々決勝で敗退という結果に終わった。

 谷口は、予備選で三井潤(明大)と対戦。パッシブで開始早々に失点。終盤にはテイククダウンも決められ、1−3で初戦敗退となった。敗者復活戦にも出場したが0-8のテクニカルフォール負け。

 

  小西は1回戦で伊藤慧亮(明大)と対戦。相手のパッシブで1点を先制すると、三回連続でローリングを決めて6点を追加。7-0で快勝した。続く準々決勝では、宮内勇真(神奈川大)に1-3で敗北。パッシブで開始早々失点すると、ローリングを決められ2失点。その後1点を返すが、惜しくも1-3で準々決勝敗退となった。

 

 玉岡は準々決勝で茂野吏玖(国士舘大)に、豪快な投げを決めるなどして12-2のテクニカルフォール勝ち。準決勝では谷口空良に0-8のテクニカルフォール負けを喫してしまうが、3位決定戦では梶浦敦規(天理大)に何もさせず、開始3分ほどで9−0のテクニカルフォール勝ち。3位入賞という結果になった。

 山倉は初戦で佐藤旭(山学大)に、相手のパッシブからローリングを決めるなどして5-0の完封勝利を挙げる。しかし次戦では2-7で小堀雄大(東洋大)に敗北し、準々決勝で敗退となった。

 早大勢で入賞したのは玉岡のみと、やや振るわない結果となった。全体的に、勝負所で大技を決めきれなかった印象。13日・14日のフリースタイルのインカレこそは結果を残したいところだ。

 

[結果]

▽グレコローマン63キロ級 谷口 予備選敗退
1回戦  ⚫︎1-3三井潤(明大)
準々決勝 ⚫︎0-8大場哉音(中大)

▽グレコローマン130キロ級 小西 ベスト8
1回戦 ⚪︎7―0伊藤彗亮(明大)
準決勝 ⚫︎1―3宮内勇真(神奈川大)

▽グレコローマン77キロ級 小西 ベスト8
1回戦 ⚪︎5―0佐藤旭(山学大)
準決勝 ⚫︎2―7小堀雄大(東洋大)

▽グレコローマン82キロ級 玉岡 3位
準々決勝 ⚪︎12―2茂野吏玖(国士舘大)
準決勝 ⚫︎0―8宮内勇真(谷口空良)

3位決定戦 ⚪︎9ー0梶浦敦規(天理大)

 

(記事 秋田豪)