【連載】天皇杯直前特集『Victory』 第2回 宇井大和×松本直毅×吉村拓海

レクリング

 第2回は、グレコローマンスタイルの主力として安定した実力を発揮した宇井大和(スポ2=和歌山・新宮)、ことし急成長を見せた松本直毅(スポ2=神奈川・横浜清陵総合)、ケガにより試合に出場できない悔しさを味わった吉村拓海(スポ2=埼玉栄)の2年生トリオ。普段から仲のいい3人の対談は終始笑顔が絶えないものとなった。

※この取材は12月1日に行われたものです。

「悔しい1年だった」(吉村)

ケガもあり、悔しいシーズンを送った吉村

――ことしの戦いぶりを振り返っていかがですか

吉村 4月のJOC(JOCジュニアオリンピックカップ)から始まって、絶対優勝したかったんですけど、結局決勝のラスト1秒で逆転負けっていうすごい悔しい思いをして、その後のリーグ戦(東日本学生リーグ戦)も初日、去年勝った拓大戦で自分がポイントになるところだったんですけど、ラスト1秒で逆転負けをしてしまいました。勝負の階級となる自分のところで負けてしまって、そのままの流れで3-4で(チームとしても)負けてしまって、その次の日に国士館戦で自分は膝のケガをして手術をすることになってしまって、内定していたアジアジュニア(アジアジュニア選手権)にも行けず、という感じでインカレ(全日本学生選手権)も出れなくて。そこから悔しい思いをして、全グレ(全日本大学グレコローマン選手権)で復帰したんですけど、全然グレコ(グレコローマンスタイル)なんかできないので慣れる感じでいきました。その後の内閣杯(内閣総理大臣杯全日本大学選手権)で、まだ全然試合勘とかは戻ってなかったんで、本当に組み合わせが良かっただけでメダル取れて、みたいな。今振り返るとすごい悔しい1年だったなというふうに思います。

――内閣杯での状態は何割ぐらいだったのでしょうか

吉村 練習では7割くらいは戻ってきたかなと思っていたんですけど、やっぱ試合になると自分の中で試合勘みたいなものがあるんですけど、それが全然戻ってなかったかなと思います。

――それを今は戻していっている感じでしょうか

吉村 戻すというか、以前よりも上げていけたらなと思って今練習を頑張ってます。

――松本選手はいかがでしょうか

松本 自分は1年生のころからなんですけど、ずっと勝ててなかったんですよ。2年生になってからもJOCで2回戦とか3回戦で負けたし、リーグ戦も1勝ぐらいしかしてないと思います。どうしようかなと思ってたんですけど、なんか自分もインカレと全グレはめっちゃくじ運が良くて、それにも救われた感じもあったんですけど、自分にしては上出来かなと思えるような順位につけたので、とてもいい年になったなと思ってます。

吉村 毎日頑張ってるもんな。

――4年生から、一番練習を熱心にやっているのは松本選手というお話が出ていました

松本 うれしいですね。

宇井 それに結果が伴ってなかったもんね。やっと追い付いてきたんだよね。

――宇井選手はいかがでしょうか

宇井 ことしの目標として、やっぱ去年全グレで1年生で優勝したんで、4年間で4連覇するには1年でも優勝しないと4連覇できないので、その権利があったということで、全グレの優勝っていうのを一番の目標としていて。結果優勝はできなかったんですけど、JOCでも優勝して世界ジュニア(世界ジュニア選手権)に出れたり、アジアインドア・マーシャルアーツゲームズでたまたま良くてメダルも取ることができたんで、トータルとしては良かったんじゃないかなと思いますね。ただやっぱインカレも勝ち切れなかったんで、大学での一番の大会はインカレだと思うので、インカレで優勝したいなとは思いました。そのために来年に向けて頑張っていきたいなと思った1年です。

――最近来ているグレコローマンスタイルの外国人コーチから何か教わったりしますか

松本 (宇井は)コーチのお気に入りなんですよ。

宇井 せっかく来てもらっているので、いいところもたくさん吸収させてもらってます。

――ことし1年で出た課題はありますか

松本 ポイントが取れません。

宇井 技がない。

松本 体力で押し切ってる感じです。

宇井 審判頼りだよね。

松本 なので攻撃力をもっとつけたいです。

吉村 最後まで集中力を保つことですね。本当に基本的なことなんですけど。JOCの決勝もリーグ戦の拓大戦もなんですけど、ほぼ勝っていた試合を落としたっていうのは、途中で、あ、もう勝ったと思ったからそうなっているので、最後まで集中すること。あと自分ポイントはすごく取れるんですけど、逆にすごくポイント取られるのでそこのバランスをうまく保っていきたいなというふうに思います。

宇井 来年からルールも変わるので、出た課題とかも変わってくると思います。スタミナが足りないですね。バテて最後に取られて負けるというケースがあったので、ラスト1分、30秒とかでも守り切る体力がないというのが課題ですね。

――2年目になって、部での役割などに変化はありますか

吉村 特には。

松本 雑用がなくなった。

吉村 練習前に各停で優雅に来れるっていうのがいいですね。生活しやすいですね。それ以外は特に。後輩の指導とかも得意じゃないのでしていないですし。そんなないですね。

宇井 大差ないですね。でも俺は州汰(野本、スポ1=群馬・館林)をグレラーにしようとしています。

吉村 日曜日は寮でごはんが出ないので、僕と直毅で後輩の坂井剛光(社1=福岡・小倉商)をごはんに連れて行っています。

松本 育ててます。

――2年生の中で先輩らしくしている人はいますか

吉村 いないですね。

一同 (笑)。

宇井 技術的な面で言ったら、弥十朗(山﨑、スポ2=埼玉栄)とかやってるんじゃないの。

吉村 教えてないんじゃね。分かんないけど。

――去年とはチームの印象など変わった点はありますか

吉村 去年よりは全然はるかに真面目になったと思います。

宇井 去年の方が真面目だった気がする。1年目ということでちゃんとしないといけなっていうのもあったんで。その分2年生になってちょっと余裕をもってやっています。

松本 気は楽になった。

宇井 より自分でやらないといけないようになった。

吉村 という部分で真面目になった。

――他大や早大内で、絶対この人には負けたくないと思う人はいますか

松本 自分はいないです。

――齋藤選手(隼佑、スポ3=群馬・館林)が松本選手には負けたくないとおっしゃっていましたが

一同 (笑)。

松本 それは自分も負けたくないです。唯一いました。

宇井 でもスパーリングでボコボコにされてる。

松本 ちょっとやばいです最近。強いんですよあの人。

宇井 なんかいつもやる気ないような感じでやってて、いざやるとめっちゃ強いっていう。ポテンシャルあるんだよね、あの人。

吉村 3年生は本当にポテンシャルが高いなと思います。

――お2人はいらっしゃいますか

吉村 なんか負けたくない選手がいっぱいいすぎて、これという人が特には。あんまり気を張り詰めてても疲れちゃうので、1試合1試合集中していくのがいいんですかね。こいつだけ、ってなると足元をすくわれるので、1試合1試合確実にっていうのを最近意識してます。

宇井 隼佑さんと言いたいんですけど、隼佑さん強くて勝てないからな。州汰にしておきます。

吉村 じゃあ俺は剛光にしておきます。

私生活は

笑顔が絶えない対談となった

――この3人で普段遊びに行くことはありますか

松本 こないだ大和とゲーセン行きましたね。

――なんのゲームをされましたか

松本 BIG BOXでずっとコインゲームやってました(笑)。

宇井 練習の前に時間空いちゃって、2人で500円ずつ出して、1000円で、それで3時間ぐらいできました。

松本 競馬で大穴当てました、2人で。

吉村 たまに映画行きますね。

宇井 定期的に。去年はデジモン行った話しましたけど。まだあれ終わってないんですよ(笑)。

――最近はどんな映画を見に行きましたか

吉村 デジモンとあと…なんか見なかったっけ?

宇井 個人では『IT』観ました。ピエロのやつ。面白かったです。

吉村 なんか見なかったっけ?

松本 見たかなぁ…。俺結構観てる気がするんですけど。あの、なんだっけなあれ、小説出てるやつ。

宇井 キミスイ(『君の膵臓を食べたい』)。

吉村 あーキミスイ見た。

宇井 え、あれ見たのお前?

松本 うん、見た。(吉村と)あと誰かいたけど。

吉村 見ました。まぁ、浜辺美波ちゃんがめっちゃかわいかったですね。

――好きな芸能人はいますか

吉村 土屋太鳳ちゃんです(即答)。あと、最近吉岡里帆ちゃんもすごいかわいいなと思います。

松本 いねえなあ俺。

吉村 うそつけ!

宇井 いるだろ。

松本 いやガチいないっす。あんまりテレビ見ないんで。

宇井 乃木坂46の星野みなみさんです。

松本 (ドンッ)。

一同 (爆笑)。

松本 お前自分のも言えよ。

宇井 自分は衛藤美彩ちゃんです。みんな去年の4年生に影響されてます(笑)。

吉村 僕は影響されませんでした。

――部室にポスターも貼ってありますね

宇井 自分が部屋から持ってきました(笑)。

――ライブなども行かれるんですか

宇井 自分行きます。

吉村 直毅も握手会行ったじゃん。

松本 1回だけですけど。

宇井 握手会はよく直毅と行ってます。

吉村 握手した後「やばかった~」って言ってます(笑)。照れんなよ(笑)。

宇井 もう大学に入って一番の笑顔だった。こいつこんな顔するんだって思いました(笑)。ライブは自分、弥十朗(山﨑、スポ2=埼玉栄)と行きますね。欅坂(けやきざか、欅坂46)のライブもこの夏、弥十朗と3回行きました。あと11月も東京ドームで乃木坂のライブがあったので行ってきましたねぇ。

吉村 イケメンオタです。弥十朗じゃないですよ。大和です。

宇井 オタ活してます。

――3人は大学でも一緒に行動することが多いですか

吉村 授業が結構一緒なんで。きょうも3人でとってる授業がありました。3人ともレポート同じ評価食らってました。

松本 Cマイナス。

宇井 やっぱりあれってCマイナスなの?やばいよね。

吉村 いやでもみんなCマイナスだよ。

宇井 なんかCマイナスバツみたいな。

――今2年生の間で流行っていることはありますか

宇井 『乃木フェス』っていう乃木坂の音ゲーです。

一同 (爆笑)。

吉村 僕もやってます。

松本 お前言うなよぉ~。これは岩澤侃(スポ2=秋田商)もやってます。

宇井 齋藤隼佑さんもやってるんですけどその中でこいつ(松本)が一番上手です。ランクが4つぐらいあって、その一番難しいやつが全然できないんですけど、こいつだけ唯一クリアしてるという。

吉村 リセマラもめっちゃ頑張ってました。「いいの出たぁ~」って言ってました。握手会の次に喜んでた。

松本 まあハマってます。

――ゲームが好きなのかアイドルが好きなのかどちらでしょうか

松本 ゲームが好きです。

一同 (爆笑)。

吉村・宇井 嘘です。

宇井 ゲームもちゃんと最初に推しメン設定があるんですよ。コイツちゃっかり星野みなみにしてて。パッと画面見たら星野みなみがいるんすよ。それを見てニヤニヤしてます。

松本 してない。

宇井 してるだろ。

松本 これ書かれんのやだなぁ。親見るでしょ。

宇井 見ねえだろ。

松本 自分は隠したいタイプです。

――生活面で他の二人に直してほしいところや、見習いたいところなどはありますか

吉村 (自分は)ものを床に置く癖を直していきたいなと思います。去年よりはましになったんですけど、やっぱりちょっと意識しないとどうしても使ったものとか(置いてしまって)。急いでるときとか寝間着とかそのままバッと置いて用意して行っちゃうことがあるんで。そういうのをもうちょっと減らしたいなと思います。

宇井 どの部屋が(汚いか)って順位をつけるなら拓海の部屋が一番。

吉村 あと荷物が多いんだよ。

宇井 収納使えばいいじゃん。

吉村 収納はだって、太朗(梅林、スポ1=東京・帝京)が引っ付いてくるから開けるのも面倒くさいんだよ。ずっと布団とくっ付いてるから。

宇井 あ、じゃあ使ってないの?

吉村 あんまり使ってない。使ってるっちゃ使ってるけど。

宇井 絶対使った方がいいよ。俺らきれいだもんね部屋。

松本 あ、でもこいつ(宇井)は腐ったミカンをずっと廊下に放置してるんで。

宇井 違う~。でもお前別のやつ食ってるやん!腐ってるって分かってたら捨てればいいのに。

――今度計量のシステムが変わりますが、3人は普段どのように減量されていますか

宇井 自分は普通に食べる量を減らすっていうだけですね。特に何を食べるとかもなく、ただ米を減らしたりおかずを減らしたりしていくって感じですね。

松本 自分は減量していないので。

吉村 自分は結構高校の時に減量に苦しんだという経験もあって、食事内容にはこだわったりしてますね。肉と野菜を多く食べるようにはしてますね。野菜は特に。あとは塩分抜いて水をいっぱい飲むみたいな感じです。

――部内で特に仲のいい先輩はいますか

松本 喋るのが多いってなったら、まぁ齋藤隼佑さん。

一同 (爆笑)。

宇井 喋るっていうか一方的にあっちから言われてるだけじゃないの(笑)。

松本 絡みが多いです。

宇井 自分も隼佑さんが部屋も同じなんで一緒にいる時間が他の人よりも長いんで、隼佑さんですね。

吉村 特にはって感じです。趣味が合ったりとか、観てるものが一緒だったりするとそのことについては結構仲良く喋ったりっていうのは。趣味に応じて話す人が変わってるような感じですかね。

――休みの日は何をされていますか

吉村 マリオしてます。こいつ(松本)の部屋で。

松本 やることがないんですよね。

吉村 大和のマリオを借りパクしてやってます。

松本 あと買い物とかっすね。服とか買いに行きます。

吉村 映画見に行ったりね。

――宇井選手は

吉村 この前一人でなんか部屋でライブ見て暴れてなかった?

宇井 まぁライブガチ勢です。たまに握手会行ったりとか。これ恥ずかしいな(笑)。どうせならバンバン出していこう。

――ほかの二人の部内でのキャラは

松本 キャラか…。

吉村 いや完全なるいじられ役でしょ(笑)!

宇井 かわいがられてる、みんなから。

吉村 愛されキャラだよね。

一同 (笑)。

――松本選手から見た他のお二人はいかがですか

松本 (大和は)いじるとかそういうことだったらいじる方です。めっちゃいじられます。

宇井 え、でも二人のときはあんまりじゃない?

松本 そうなんですよ。齋藤隼佑さんと組み合わさるとすごいんですよ。

吉村 化学反応がね。混ぜるな危険だもんね。

宇井 隼佑さんがいるともう。援護射撃がくるんで。

松本 普段はまぁ普通なんですけど…

――吉村選手のキャラは

吉村 俺も割といじられてるような気がするんだけど。

宇井 おサルさん。

松本 あと自虐もするよね。サルネタが多いっすね。

一同 (笑)。

吉村 それはもう生まれてからずっと言われ続けてるから。おサルのジョージくんって。最近なんか拓海って言われてもあんまり反応できない。

宇井 ジョージくん(笑)。

吉村 サルとかジョージの方が反応しやすいときもあります。まあ、あだ名ですね。

「今まで通りの自分の実力を出せるように」(宇井)

昨年のベスト8越えを目指す宇井

――ここからは天皇杯に向けた話に移りたいと思います。天皇杯のプレーで注目してもらいたいポイントはどこでしょうか

松本 ガツガツですね。自分はもうガツガツしかないので、どれだけ前に出られるかですね。ポイントとは違うんですけどそこを見てもらえたらと思います。

宇井 グレコはルールが変わって、グランドでパーテルポジションが導入されるんで、そのグランドでのリフトを注目してほしいですね。

吉村 自分はガンガン前に出てタックルでポイントを取るっていう、野性的な感じの動きを取り戻したいです。それができたときは調子がいいときなので、それを出せるようにあと3週間頑張って、それを見てもらいたいです。

――宇井選手はベスト4以上が目標だとおっしゃっていましたが、現在取り組んでいることはありますか

宇井 特にないですね。今まで通りの自分の実力を出せるように調子を合わせていけたらなと思ってます。

――他のお二方が今天皇杯に向けて取り組んでいることはありますか

宇井 技を身に付けるのは?

松本 やってない。

宇井 やれよ。

松本 やってないっすね。これからやります。

一同 (笑)。

吉村 天皇杯っていうか、ことしはケガで結構何もできない期間があったので、まず天皇杯に照準を合わせるというよりは3年生になって試合シーズンが来た時にどれだけ強くなってるかというのを目標において今やっているので、ことしの天皇杯は通過点だと思っています。たまたまことし一応目標にして、出られたのは嬉しいんですけど、そんなに天皇杯の結果が良かろうと悪かろうと気にしないようにはしてますね。

――松本選手は天皇杯での成績的な目標はありますか

松本 一回戦は頑張って勝ちたいですね。

――吉村選手は昨年グレコローマンスタイルでの出場でしたが、ことしはフリースタイルでの出場ということで何か違いはありますか

吉村 去年はあんま出てないに等しい感じになっちゃったんで、自分の中ではようやく初出場だと思ってことし出るので。本職で出るんだから1回、2回とできるだけ勝ちたいというのはあります。

――天皇杯は特別な大会だという意識はありますか

宇井 台の上なんで、それだけでもちょっと目線とかも違うので、上ると頑張ろうって気持ちになりますね。

松本 一応ことしの目標が全日本出場だったので、マット上がった時点で目標達成です(笑)。どんな感じなのかなっていうのはちょっと楽しみでもあるんですけど、不安もあるかなって感じですね。

――最後に天皇杯に向けて意気込みをお願いします

松本 まず一回戦突破を目指して、かつ自分からポイントを取れるようにチャレンジャーの気持ちで思い切っていきたいと思います。

吉村 とりあえず来年の試合にいい流れを。結構期間空いちゃうんですけど、やっぱ最後にやった試合って印象に残ると思うんで、そこで周りにどういうインパクトを与えるかっていうのと、自分の中でこれだったら来年また勝てるようになると思えるような試合をしたいです。結果としては次の明治乳業杯(明治杯全日本選抜選手権)の出場権が取れるベスト8以上を目標に頑張りたいと思います。

宇井 ルールが変わるということで、まだそのルールで試合はしたことないんですけど、自分のスタイルには結構合ってると思うんで、このルールをうまく使って表彰台に上れたらいいなと思ってます。

――ありがとうございました!

(取材・編集 杉野利恵、佐々木一款)

下級生からチームを盛り立てていってください!

◆宇井大和(うい・やまと)(※写真左)

男子グレコローマンスタイル67キロ級。和歌山・新宮高出身。スポーツ科学部2年。さわやかな笑顔が印象的な宇井選手。今回の対談では、大ファンだという乃木坂46についてもたくさん語っていただきました。さらに、初対談となった松本選手の会話をリードする、優しさが垣間見える場面も。天皇杯では表彰台での最高の笑顔を楽しみにしています!

◆松本直毅(まつもと・なおき)(※写真中央)

男子グレコローマンスタイル97キロ級。神奈川・横浜清陵高出身。スポーツ科学部2年。色紙に書いてくださった言葉は『日進月歩』。地道な努力が実を結び、ことし急成長を見せた松本選手。対談ではチームメートから愛されているのが伝わってきました。初出場となる天皇杯、一戦必勝で頑張ってください!

◆吉村拓海(よしむら・たくみ)(※写真右)

男子フリースタイル61キロ級。埼玉栄高出身。スポーツ科学部2年。ケガで悔しさを味わった今シーズンですが、万全でない中でも内閣杯で3位に入り天皇杯の出場権を獲得。ケガからの完全復活を果たし、来年以降へとつながる大会になることを期待しています!