1年生ながら天皇杯全日本選手権(天皇杯)に出場を決めた宇井大和(スポ1=和歌山・新宮)と吉村拓海(スポ1=埼玉栄)。宇井は10月に行われた全日本大学グレコローマン選手権(全グレ)で優勝を果たし、一躍注目を浴びた。また吉村は、本来のスタイルではないグレコローマンスタイル(グレコローマン)での出場に。一緒に映画を見に行くほど仲の良いフレッシュな1年生2人に天皇杯に向けてお話しを伺った。
※この取材は12月9日に行われたものです。
「僕は事実を言っているだけです」(吉村)
しっかりとした口調で話す吉村
――ことし1年の試合を振り返っていかがでしたか
吉村 ことしはJOCジュニアオリンピックカップ(JOC)から始まって、その時は意外に動けて2位までなれて自信がついて、そのままリーグ戦(東日本学生リーグ戦)では自分でもよく分からないような力が出たんで、そこにつなげられたので良かったかなと思います。その後にJOCが2位という結果で国際派遣もしてもらって、アジアジュニア選手権では決勝までいけて銀メダルも取ることができて、そのあたりまでは調子が良かったです。つぎの東日本学生春季新人戦のあたりからガス欠になってしまって、インカレ(全日本学生選手権)と国体ではふがいない成績になってしまったので、1年間を通して戦っていける体力がまだなかったんだなと思います。減量後もしっかり体を戻すような食生活を今思えばできてなかったと思います。入学したときは無駄な脂肪とか無かったんですけど、お菓子を食べすぎちゃって今は結構ついちゃっているので、らいねん1年間を通してベストな状態で戦える体作りをしていきたいなと思っています。
宇井 ことしの目標として、自分的には新人戦とかで決勝か3位ぐらいに入って、インカレでベスト8ぐらいにいければいいなと思っていました。JOCは3位で新人戦も3位で、インカレもグレコローマンはベスト8ときて。1年目はこれぐらいでいいかなと思っていて、この前の全日本大学グレコローマン選手権(全グレ)で何か知らないけど勝てちゃって。自分でもびっくりした1年でした。1回優勝してしまったんで、仮にも全グレチャンピオンというのがついているので、その名に恥じないようにしないとなと思っていたところで、この前(東日本学生春季新人戦)で負けちゃって。ことしのしめくくりとして、明治杯全日本選抜選手権は1回戦敗退だったので、天皇杯はどれぐらい自分が成長できたのか試せる場であると思うので、今まで身に着けてきたことを発揮したいと思います。
――吉村選手は国際大会を2つ経験されましたが、高校の時からも国際大会に行かれているんですよね
吉村 運が良くて、ことしは本当は世界ジュニア選手権にはいけない予定だったんですけど、直前になって1位の選手がケガということで、僕が代打で出ました。高校2年生の時も、その年は予選が間に合わなくて最初から決められていて、アジアカデット選手権、世界カデット選手権と出れました。そういうところでは運がいいと思います。あまり緊張はしないんですけど、やっぱ試合になってみると雰囲気にのまれやすいところがあって、アジアでは結果は残せたんですけど、世界まで行くとやっぱり雰囲気にのまれちゃったなというのはありましたね。
――アジアと世界は違いますか
吉村 国の1番手をアジアでも出すところはあるんですけど、2番手ぐらいの選手がアジアでは出てきてそういう選手には勝てるんだけれども、世界でその国の1番手の選手には勝てないということがあったので。そういうこともありました。
――吉村選手と言えば、日体大の長谷川敏裕選手とよく試合で当たるイメージがあります
吉村 高校の時は1回も勝ったことがなくて、1回だけリーグ戦で勝って、その後は新人戦、インカレとあと1個勝っていればという大事なところで負けてしまって。らいねんの階級がどうなるかは自分でもまだよく分かっていないんですけど、もしまた当たるようなことがあれば、次こそは勝ちたい気持ちがあります。
――天皇杯ではグレコローマンでの出場になりますよね
吉村 そうなんです、実は。でもせっかくなんで出ようと。高校2年生のときのアジアカデット選手権、世界カデット選手権はグレコローマンで出場していて、アジアカデット選手権では銀メダルを取れたんですけど、やっぱり専門にやっているわけではないので、今もいまいち分からないです。なので毎日、大和とか隼佑さん(齋藤、スポ2=群馬・館林)に教わっている感じですね。
――宇井選手から見た吉村選手のグレコローマンはいかがですか
宇井 普通に上手だと思います。やっぱり才能があるなと。本能でやっているというか。でも、できちゃうんですよね。
吉村 でもグレコローマン専門の選手からして、自分みたいなフリースタイル(フリー)の選手がグレコローマンをやると、やりづらいと思うんですよね。自分もグレコローマンの選手がフリーをやるとやりづらい部分があるので。スタイルが違うと、がむしゃらにいけるので。それでやりづらいので、褒めてもらえているのかな、と(笑)。
――宇井選手は全グレで優勝を決められましたが、改めて振り返ってみていかがでしたか
宇井 うまくいきすぎというか、罰が当たりそうで怖いです。もしかしたら2回戦の国士館大の人に負けるかなと思って、でもそこで勝って、それだけでもうれしかったです。次は下山田さん(培、日体大)で負けて3位決定戦勝てるか勝てないかぐらいだと思っていたので。いざやってみたら、なんか投げれて。一瞬で終わって。
――試合で大学と高校で違うなと思う部分はありますか
吉村 高校のときは、てきとうにやってと言ったら言葉は悪いんですけど、こんぐらいでいいだろうというので勝てる相手がいたのですが、大学になるとそういう選手は辞めたりとかしていなくなるので、毎回毎回試合をするたびにきついなと言うのはあります。みんなも本気でやっているので、そういう面では高校のときと違うなと思います。
宇井 うーん(笑)。特にないような気がします。
吉村 相手の髪の毛が伸びた(笑)。
宇井 坊主が少なくなった(笑)。
――高校時代は坊主だったのですか
吉村 僕はずっと坊主でした。頭髪検査があるんですけど、耳にかかっちゃいけないという決まりがあって。面倒なので、いつも坊主という感じでした。
宇井 僕は普通に髪の毛ありました(笑)。
吉村 かっこいいんで(笑)。
――高校と早大の練習の違いなどはありますか
吉村 練習時間が全然違いますね。高校のときは平日授業後に2時間半から3時間で、休日になると3時間は絶対にやる感じで、3時間を超えることもあったりして。早大の練習は平日1時間半とか休日も2時間やれば長いくらいの感じなので。そのなかできょうはここを重点的にやろうと集中してやるので、少ない時間の中でいかに技術を伸ばすかというのが重要だなとこの1年を通して思いました。
宇井 高校の時は先生がトップにいて、キャプテンとかに指示をしてというかたちで練習していたんですけど、早大は選手が自分達で考えて、みんなで考えながらやるみたいなスタンスなので、そこが違いますね。早大にきてがらっと練習が変わったなと。自分はこっちのほうが良い意味で好きですね。
――他の選手からアップが自由だという話を聞きます
吉村 アップはキャプテンの気分(笑)。鬼ごっこがやりたいなとおもったら鬼ごっこで。
宇井 最近はサッカーとかも、道場でやっています。あとはハンドボールとかも。
吉村 やりやすいように、自分達でルールを決めます。
宇井 普通のアップよりも疲れます。めっちゃ汗をかきます。(隣がボクシング場なので)ボールを飛ばさないように気を付けながら。
吉村 飛ばしちゃった人はゲーム途中で抜けて、倒立をやらされたりという感じです。
――今の1年生がとても強いという印象を受けるのですが、お互いを高め合ったりだとかライバルに思うことはありますか
吉村 同期が活躍したらうれしいし、その中でも自分もやらなきゃなという思いがあります。特にこの前の大和の全グレは、自分は計量前でのどが渇いていて大和の試合をみたら行こうかなぐらいに思っていたんですけど、いきなり(宇井が)バーンと投げて、うわぁとなって喉が渇いていることを忘れるくらい試合に見入っちゃって、勝った瞬間に喉がカラカラだったことを忘れていて。負けたくないっちゃ負けたくないですけど、頑張ろうと思えますね。
宇井 みんな活躍しているんですけど、自分はそんなに別にあいつ活躍しているから負けないように頑張ろうとかは特に思わないですね。負けず嫌いとかでも全然ないんで。
――同期の中で特に負けたくない人はいますか
吉村 そうですね。やっぱり同期の中で言うと、弥十郎(山﨑、スポ1=埼玉栄)と大和はやっぱりすごいなと思いますね。たまたまでもすごいなと思います
――吉村選手はすごく宇井選手の事を褒められますね
吉村 僕は褒めるというか、事実を言っているだけです。嘘はつけないです。
宇井 怖いな(笑)。
「真面目キャラです」(宇井)
対談は終始なごやかな雰囲気で行われた
――早大に入学した理由を教えてください。
吉村 僕は本当は最初は別の大学を考えていて、頭が悪いんで早大に誘われたときはうれしかったんですけど、僕の頭じゃなぁと思っていて。普通の早大まで頭が良くないところでいいんじゃないかなとおもっていたんですけど、高校の先生が最終的にはお前は早大だからと言われて、はぁっと思って。えーあー、はい、みたいな感じで。最初は戸惑ったんですけど、弥十朗とは小学校のときから中高と一緒で、弥十朗も行くと言っていましたしこういう運命なんだな、みたいな。てきとうな性格なんで、じゃあ頑張るか、みたいな感じでしたね。
――単位は大丈夫でしたか
吉村 ちょっと危なかったです。
宇井 (笑)。1番やばいよね(笑)。
吉村 テストがあるやつはきついので、シラバスを見てレポートと出席重視の授業をたくさんいれてます。
――宇井選手はなぜ早大に入学を決められましたか
宇井 自分は太田拓弥コーチと同じ出身で、小学生のときから知っていたんですけど、そして高校のときに自分の出身の新宮市の隣の那智勝浦というところで早大が合宿をやっているので、高校3年間合宿に参加していて、東京にきて早大の連取に参加するなかで早大に行きたいなとなりました。他の大学にも練習には行っていたんですけど、早大が1番いいかなと思いました。
――レスリングを始めたきっかけを教えてください。
吉村 小さいころにカンガルーの喧嘩を見て怖いと泣いた自分を、両親が格闘技をやらせるとなって、総合格闘技ジムでキッズでレスリングをやっているところに連れていかれたのがきっかけですね。最初は1回したら帰るみたいな、小さいときにグラタンが好きだったんですけど、グラタンを食べさせてあげるから行け、と言われてグラタンにつられて練習に嫌々行っていました。
宇井 親の友達の子どもが始めるかも、みたいなので一緒に練習を見に行って、結局自分は(レスリング)を始めて友達は始めなかったんですけど。裏切られました。
――レスリングの他にスポーツはやられていましたか
宇井 野球やっていましたね、先に野球をやっていて、小学校の時にあとからレスリングもやって、中学校の時に1回レスリングを辞めて野球部に入ったんですけど、高校の時にあまりうまくなかったので野球はいいやとなって、ちょうど自分の行く高校にレスリングの先生が来て、休部してたんですけど同好会作ってやっているから来いよと言われて、別にやることもないしいいかなという軽い感じでまた始めました。
吉村 水泳をやっていたんですけど、全然浮かないし進まないし息できないしという感じで、けっこう自分の中で頑張ったんですけどつまんなすぎて、1年くらいで辞めました。水は嫌いです。
――同期の仲はいいですか
宇井 6人いるんでそれぞれの趣味が合う人と一緒に。
吉村 自分はあまりアイドルが好きじゃないんですけど、他の5人はみんな好きで。
宇井 大好きではない(笑)。ちょっと知ってます、ぐらいで。
吉村 でも2人で映画を見に行ったりだとか。
宇井 自分と拓海はデジモン好きなんですけど、今映画をやっているので、2人で見に行きました。
吉村 たまたま気があったので2人で見に行きました。
――6人みんなで遊びに行かれることはありますか
吉村 すごいたまになんですけど、日曜日とかは(寮の)夜ご飯が出ないんでみんなでご飯食べに行ったりということはありますね。
――特に仲の良い先輩はいますか
吉村 みんなにかわいがってもらっていて、この人とというのは特にいませんね。
宇井 ないかな。
吉村 裏ではバカとか言われているんですけど、仲は良いかなと思います。
――そんなこと言われているんですか
吉村 例えばきょうとかも4年生が引退されて並び順とかが変わるんですけど、把握し切れてなくて、きょう4年生のところに並んで、おーいお猿さんかよみたいないじりはあります。いじられても、ほっとかれるよりは全然いいです。
――宇井選手はどういうキャラですか
宇井 いじられることは特にないですね。
吉村 真面目なんで。 真面目キャラなんで。
宇井 1年生の中での真面目キャラです。
――最近面白かったエピソードはありますか
吉村 この前自分はケガで出れなかったんですけど、東日本学生秋季新人戦があって高校の同期の男子全員でごはんに行って、しょうもないことで笑ったりと高校時代に戻れたような気分になってとても面白かったですね。
宇井 悲しくなったというか、そういう話しなんですけどきのうオフで弥十朗と2人で出掛けたりしたんですよ。あんみつを食べたりして、夜遅くになって六本木の近くだったんで男2人でイルミネーションを見に行こうということになって、行ってめっちゃきれいとなって、そこから東京タワーが見えて歩いて行ってみようとなって、歩いて行ったらでかいじゃないですか。せっかく来たから登ろうとなって、上から夜景見て、周りはカップルばかりで、男2人で何しているんだろな、と悲しくなりました。でもめっちゃ景色はきれいでした。
吉村 カフェでみんなで軽く食事した帰りに、弥十朗が俺払ってくるから、と張り切って行ったんですけど携帯を普通に忘れて行って、それで気付いたんで僕が持っていて、(山﨑は)電車に乗っても気づいていなくて、本人は欅坂46の音楽を聞こうと携帯を探していて、携帯が無いことに気付いて、ないないと騒いでいたんですけど、それを見て自分たちは笑っていたんですけど。次の駅に着いた瞬間、降りて取りに行くぞということになったんですけど、取りに行かなくていいから、と渡しました。きっとまた携帯をなくすと思います。
――宇井選手は普段メガネですが、試合の時はどうされていますか
宇井 試合の時は一応コンタクトをつけています。やっぱ裸眼だったら(視界が)ぼやけちゃって得点とかも見づらいので、コンタクトはつけているんですけど、当たるんでしょっちゅう取れちゃうんですよ。そのときは片方取れた状態のままやっています。
――吉村選手の視力は
吉村 両方1.5です。
宇井 (笑)。
吉村 なぜか目だけ良いんですよ。ことしの健康診断でなんか良く見えるなと思ったら1.5でした。
――試合の時は緊張されるタイプですか
宇井 緊張します。
吉村 自分はあまりしませんね。いつも通りのときもあるし、それ以上出たりでなかったりとよく分からないです。
宇井 あまり深く考えてない(笑)
吉村 考えても頭悪いんで。本能で。
――緊張されたときに何か解消法などはありますか
宇井 とにかく1試合目はとても緊張するんで、緊張した状態で行くしかないですね。だんだん試合が進んでいくにつれて、けっこう慣れてきていけるんですけど。逆に相手がめっちゃ強い人とかだとまったく緊張はしないですね。負けてもいいやぐらいの感じでいけるので。思いっ切りいけます。
――国際大会はいかがですか
吉村 国際大会の1試合目はやっぱりどきどきするんですけど、6分ぐらいだし、みたいな感じですね(笑)。
――試合前のルーティンなどはありますか
吉村 減量するんで、もう計量終わるのがだいたい17時過ぎなんですけど、夜中の12時過ぎまでは何かしらずっと口に入れてます。
宇井 甘い物が好きなので、減量が終わったらご飯とか食べて、ちょっと休憩したら甘い物は絶対に食べています。チョコレートとか。それぐらいですね。
――寮生活はいかがですか
宇井 土赤さん(耕陽、スポ4=山形商)と一緒の部屋なんですけど、全然快適です。部屋もきれいなので。大好きです。
吉村 藤川さん(聖士、スポ4=埼玉栄)で2人とも部屋が散らかっているんで、でも片づけたりするのが苦手なので、ちらかりすぎるとまとめて一気に片づけたりはします。
それぞれにとって初めての天皇杯
真剣な表情で天皇杯への意気込みを語る宇井
――天皇杯に向けて強化していることなどはありますか
宇井 自分、全グレの時に4つ組んだ状態から沿って投げたんですよ。それで勝ったので、どの選手も組んでくれなくなったんですよ。この前の新人戦も全然4つ組んだ状態にならなくて、それ以外で取れる技を身につけないと勝てないなと思っているので模索中です。
吉村 僕はグレコローマンの技術がなくて本能でやるしかないので、プレッシャーのかけかたなどを教えてもらっている段階です。
――天皇杯でだからこそ、この人と対戦できたらいいなというのはありますか
吉村 僕の階級はオリンピックの銀メダリストの太田忍選手(ALSOK)がいるので、どうせやるのだったら1回戦で当たりたいぐらいの気持ちです。
宇井 自分の階級は日体大が多くて、下山田選手以外にもいい選手がいっぱいいるので誰ともあんまりやりたくないです。
――天皇杯でどういうプレーをしたいですか
吉村 まず、出るだけですごい舞台だなと今まで思ってきたので、出るというだけでも大きい意味があると思うので、自分のやれることを少しでも出せればいいかなと思います。
宇井 全日本の大会は年に2回しかないので、できれば思い切って投げたいんですけど、難しいのでそれ以外の技で取って頑張りたいです。
――天皇杯への目標と意気込みをお願いします
吉村 目標は第1ピリオドを持たせることです。第2ピリオド目にもつれさせることです。
宇井 明治杯から身に着けたことを出して頑張りたいです。早大はフリーが強いじゃないですか。グレコローマンはあまり強くないイメージがあるんで、グレコローマンも頑張れるというのを見せたいです。
――ありがとうございました!
(取材・編集 杉野利恵、寺脇知佳)
お2人とも、頑張ってください!
◆吉村拓海(よしむら・たくみ)(※写真左)
グレコローマンスタイル59キロ級。埼玉栄高出身。スポーツ科学部1年。水は嫌いです、と言われていましたが水泳の授業では根性で泳ぎ切って無事に単位が来たそうです。1年生とは思えないほど冷静にいろいろなことを話してくださいました。本来のスタイルでの出場ではありませんが、本能でのプレーに期待してます!
◆宇井大和(うい・やまと)(※写真右)
グレコローマンスタイル66キロ級。和歌山・新宮高出身。スポーツ科学部1年。昨年は高校とシニアの階級の違いにより、出場しなかったという宇井選手。今回が初めての天皇杯になります。「早大はグレコローマンも頑張れるところを見せたい」と力強く語ってくださいました。1回戦敗退に終わった明治杯から成長した姿に注目です!